出版社内容情報
ウサギの男の子ソロモンは、
ふつうのウサギですが、
ひとつだけとくべつなところがありました。
いつでも好きなときに、
さびたクギに変身できるのです。
鼻をかきながら、つま先をもぞもぞ動かせば、
ソロモンはクギになります。
そして、「ぼくは、クギじゃない。ウサギだ」
と思うと、ウサギの姿にもどることが
できました。
ある日、悪いネコにナイフをつきつけられたソロモンは、
クギに変身して、逃げましたが、変身したところをネコに見られてしまい、
クギの姿のまま、つかまってしまいました。
ソロモンは、逃げることができるでしょうか?
人気絵本作家スタイグの、ドキドキの展開にクギづけになる絵本です。
夏休みのある日、丘の上でめずらしいチョウを
追いかけていたソロモンは、おそろしいネコに
出会い、クギの姿のまま捕らえられてしまいます。
ウサギの姿にもどると、シチューにされてしまうと
知ったソロモンは…?
大人気絵本『ロバのシルベスターとまほうの小石』の
ウィリアム・スタイグによる、ゆかいで楽しい絵本。
内容説明
ある日、ウサギのソロモンは、さびたクギにへんしんできるようになりました。もとにもどるには、「ぼくはクギじゃない。ウサギだ」とおもうだけでいいのです。ところがあるとき、ソロモンはおかの上で、悪いネコに、ナイフをつきつけられました。すきをねらって、クギにへんしんして、にげたつもりが、へんしんするところをみつかって、クギのまま、ネコのいえにつれていかれてしまいました。ウサギにもどったら、シチューにされて、たべられてしまうとしったソロモンは…?『ロバのシルベスターとまほうの小石』の大人気絵本作家ウィリアム・スタイグによる傑作絵本。5さい~
著者等紹介
スタイグ,ウィリアム[スタイグ,ウィリアム] [Steig,William]
1907年米国ニューヨーク市生まれ。漫画家、イラストレーター、絵本作家。1930年にニューヨーカー誌で仕事をはじめ、それ以来、スタイグのイラストレーションは大人気に。子ども向けの最初の絵本は、1968年の『ぶたのめいかしゅローランド』。1970年に『ロバのシルベスターとまほうの小石』でコールデコット賞を受賞。ほかにコールデコット賞オナー賞の『ドミニック』『ぬすまれた宝物』『ものいうほね』、ナショナルブック賞の『ねずみとくじら』、ニューベリー賞オナー賞の児童文学『アベルの島』『歯いしゃのチュー先生』(以上評論社)などがある。2003年ボストンにて逝去
さくまゆみこ[サクマユミコ]
作間由美子。東京生まれ。出版社勤務、教職などを経て、フリーの翻訳者・編集者に。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表、JBBY理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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