出版社内容情報
中国の強大化に手を貸し、日本にとっての脅威を作り出したのはわが国の政治家だった!
日本はこの五十数年間、いついかなるときに、どうやって中国を助けて、
そのモンスター化に力を貸すことになったのか?
10名の政治家の対中国外交を点検しながら、脅威をつくってしまった歴史をたる。
黎明編
中国と国交を結ぶために台湾を切り捨てた政治家
ODAを決め中国の軍事力を高めた政治家
靖國公式参拝取りやめで歴史カードを中国に渡した政治家
対中国制裁の解除を求め西側を説得する政治家
天皇陛下ご訪中を決めて共産党政権を蘇らせた世紀の迂闊者
脅威編
中国のWTO加盟のためにG7サミットで熱く燃えた政治家
中国の言い分を正しいと言い続け謝り続けた政治家
かつては江の傭兵、いまは習近平への愛に溢れる政治家
快も不快も中国基準、惜しみなく東シナ海の資源を捧げる政治家
CSIS認定対中融和派、日中友好議連会長を務める政治家
内容説明
本書の目的は、私たち国民がこれからの対中政策を判断するうえでの指針となり、自分たちの国の脅威を進んでつくり上げる売国政治家を見抜く参考書となることです。ゆえに、日本はこの五十数年間、いついかなるときに、どうやって中国を助けて、モンスター化に力を貸すことになったのか?10名の政治家の対中国外交を点検しながら、脅威をつくってしまった歴史を辿ってみたいと思います。
目次
プロローグ 中国の脅威をつくったのはだれか
黎明編(中国と国交を結ぶために台湾を切り捨てた政治家;ODAを決め中国の軍事力を高めた政治家;靖國公式参拝取りやめで歴史カードを中国に渡した政治家;対中国制裁の解除を求め西側を説得する政治家;天皇陛下ご訪中を決めて共産党政権を蘇らせた世紀の迂闊者;国交正常化から天皇陛下訪中まで20年の対中奉仕の成果)
脅威編(中国のWTO加盟のためにG7サミットで熱く燃えた政治家;中国の言い分を正しいと言い続け謝り続けた政治家;かつては江の傭兵 いまは習近平への愛に溢れる政治家;快も不快も中国基準 惜しみなく東シナ海の資源を捧げる政治家;CSIS認定対中融和派日中友好議連会長を務める政治家)
エピローグ 中国・習近平を圧倒した安倍戦略の凄み、そして日本の対中外交のあるべき姿
著者等紹介
石平[セキヘイ]
1962年中国四川省成都市生まれ。1980年北京大学哲学部入学。1983年頃毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、四川大学哲学部講師を経て、1988年留学のために来日。1989年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を刊行して中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、日中関係・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開。2007年末日本国籍を取得。2014年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP研究所)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペドロイヤ
金吾庄左ェ門