出版社内容情報
====================
青春、友情、熱気、成長……
学園ミステリと聞いて思い浮かべること、
それらはすべて裏切られる!
常識破り絶対保証、後味のよさ保証なし。
これが麻耶雄嵩にしか書けない
学園ミステリだ!
====================
学園の裏手には、
大きな大きなクスノキがある。
縁結びの木と親しまれるその傍に、
生徒の遺体が三つ……。
この学園は呪われている!?
白雪にまみれ
赤い紐で手首を結び合った三人の死体、
男子の制服を着て死んでいた女子生徒、
殺され焼かれた書道教師……
良家の子女が集う京都の名門高校で、
またまた相次ぐ怪事件に、
名探偵まりあの血が再び騒ぐ。
神舞まりあは、
自分以外の部員わずか一人という
零細古生物部を率いる化石オタクのお嬢様。
そして、誰にも認めてもらえない
女子高生探偵だ。
こちらも誰にも見向きもされない古生物部に、
なぜか加入してきた怪しい一年生。
無理矢理お嬢様のワトソン役にされ続けた
男子部員が抱えた黒い秘密。
その上、いかがわしい新入生探偵まで登場。
怪しさ倍増の果てに、予測不能の結末が!
内容説明
名門学園の裏手には、大きな大きなクスノキがある。縁結びの木と親しまれるその傍に、生徒の遺体が三つ…。学園の事件あるところ、化石オタクのお嬢様まりああり。まりあ率いる零細古生物部に加わった怪しい一年生。お嬢様探偵のお供にされつづけた男子部員の禁断の秘密。はたまた、いかがわしい新入生探偵まで登場。怪しさ倍増の果てに、予測不能の結末が!
著者等紹介
麻耶雄嵩[マヤユタカ]
1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年、『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
starbro
麦ちゃんの下僕
雪紫
オーウェン