内容説明
言葉にできない思いに絵から気づいてあげて!4~6歳は、イメージをする力や発想力が高まり、自分の思いを豊かに表現することができるようになる、めざましい変化がある年ごろです。ただ、なかなか言語化できない思いを、内面に抱えている子は少なくありません。不満や不安など、言葉で伝えるのが難しいことほど、心の奥に残ってしまいがちなのです。そうした心のもやもやしたものを表出させてくれるのが、お絵かき。絵をしっかりかける子は、ストレスを抱えづらくなります。成長過程がわかる、やさしく正しく見守るノウハウ満載!
目次
はじめに 言葉にできない思いを絵から気づいてあげて
1 お絵かきで子どもは成長します!―もっとかきたくなるための準備
2 こんなふうに世界を見ています!―4~6歳の表現力
3 お絵かきで心の中が見えてきます!―絵から発するサイン
4 子どもたちが見ている景色って…―アドバイスと注意点
おわりに―子どもの目に映る「今」を楽しんで
著者等紹介
舟井賀世子[フナイカヨコ]
元大阪信愛女学院短期大学子ども教育学科講師。1948年生まれ。大阪基督教短期大学卒業後、私立清教学園幼稚園に長年勤務。その間、幼稚園内では園児の絵画指導に従事。幼児造形教育連盟の運営委員、助言者として活躍。その後は大阪信愛女学院短期大学、大阪キリスト教短期大学、太成学院大学で講師を歴任、同様に全国各地の造形研究会の講師、幼稚園、保育園の先生がたの絵画指導に従事。現在も大阪を中心に、全国の幼稚園・保育園で子どもや先生がたを対象に絵画を起点とした講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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