出版社内容情報
世界中で分断が進み、争いが後を絶たないのはなぜでしょうか。未知への怖れ、他者への怖れ、「怖れ」の感情の連鎖が、平和から遠ざけています。マインドフルネスの実践こそが、「今ここ」において怖れを変容させます。本書は世界的禅僧、ティク・ナット・ハン師による、現代人の心を覆う「怖れ」に向けた処方箋です。
『怖れ』(サンガ版/絶版)の翻訳をほぼ全面的に見直して刊行!
7年の歳月を経て、現在の状況に即応する「怖れ」というテーマに焦点を当てた文章を、より簡潔に読みやすく全面的に見直しました。特に、この間、原書においても改変された「四つの呪文」が「五つの呪文」に、「五つのマインドフルネス・トレーニング」はアップデートしています。
いまこそ読んでほしい一冊です。
内容説明
世界中で分断が進み、争いが後を絶たないのはなぜか―。未知への怖れ、他者への怖れ、「怖れ」の感情の連鎖が、私たちを平和から遠ざけます。マインドフルネスの実践こそが、「今ここ」において怖れを変容させるのです。本書は、現代人の心を覆う「怖れ」に向けた処方箋です。
目次
だれもがかつて通った道
怖れの起源
過去と和解する
未来への怖れを手放す:五つの確認
来ることもなく去ることもなく
怖れのない心(無畏)という贈り物
マインドフルネスのパワー
止まる練習
嵐の中で静けさを保つ
世界に対する怖れを変容させる〔ほか〕
著者等紹介
島田啓介[シマダケイスケ]
1958年群馬県生まれ。現在マインドフルネス瞑想講師、大学講師、翻訳・執筆、精神科ソーシャルワーカー(PSW)・カウンセラー、ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。日常のマインドフルネスの手法を生かして、企業や施設職員研修、授業、一般向け講座、合宿などを提供している。著書『奇跡をひらくマインドフルネスの旅』(サンガ)、翻訳書はマインドフルネスの父と言われる禅僧ティク・ナット・ハンの著書を中心として、瞑想、文学、心理、医療分野で多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、果たして…