出版社内容情報
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
著・文・その他
内容説明
2022年7月8日、日本と世界は「リーダー」を失った…戦時の「日本」成長は、安倍元総理が目指した「未来像」を継承し発展させることでしか実現できない。今こそ知らなければならない「戦後レジームからの脱却」の深層を明らかにする。
目次
第1章 リーダーを喪失した日(国際社会はリーダーを喪失した;自民党と統一教会 ほか)
第2章 地球儀を俯瞰した外交(世界から届けられた弔意;日本を中東と国際社会を繋ぐ「ハブ」にした ほか)
第3章 盟友の死と復活の日(内政を支えた帝王学;幼少から作られるコミュニティ ほか)
第4章 日本を、取り戻す。(内閣を支えた「戦友」;特定秘密保護法の真意 ほか)
第5章 安倍政治は終わらない(逝去直前に持っていたテーマ;タブーとされる「核抑止」議論を ほか)
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヘムレンしば
2
改めて本当に、日本は大きな人を亡くしてしまったんだよなぁと実感。日本のこれからはどうなるのだろう?2022/12/07
on_the_road1980
1
膨大な情報量に圧倒。自分で集めようと思えばできなくは無いんだろうけど、凄いと思った。安倍さんの実績から安倍さんがどのように将来を描いていたかとても分かりやすく書いてあった。昭恵さんが言っていた安倍さんの蒔いた種子が上手く安倍さんの描いた未来へ繋げてほしい。私も微力なからその一端を担えるように何かしら力になりたいと思う。諦めない、日本の未来。2022/09/24
井野 雄介
1
2022年7月8日、演説中の安倍晋三総理は凶弾に倒れた。この惨事の衝撃は、今なお我々に陰を投げかけている。本書は、優れた経済・安保である渡邉哲也氏による、安倍総理へのレクイエムである。 渡邉氏ならではの鋭い切り口で、安倍総理の功績が、人間関係も含めて描かれていく。要所で使われる写真のチョイスも素晴らしい。 今は反アベ言説が飛び交い、安倍支持層にとっては辛い日が続いている。しかし、本書にもある通り、岸田政権はかなり安倍さんの意思を受け継いでいる(だから最近叩かれる?)。戦いはこれからだ。2022/09/08