出版社内容情報
エイドリアン・アダムズ[エイドリアンアダムズ]
著・文・その他
野口絵美[ノグチエミ]
翻訳
内容説明
まじょたちはもりのおくにすんでいて、ひるま、きのうえのハンモックでねむります。そして、よるになるとおきてくるのです。あきの、あるばん。「きょうはおまつりだよ!」まじょたちは、ごちそうのコウモリのシチューをたべると、そろってよるのそらへとびたちました。さあ、たのしいじかんのはじまりです。大はしゃぎの魔女たちの一日をゆかいに描いた、エイドリアン・アダムズの楽しい絵本。5歳~。
著者等紹介
アダムズ,エイドリアン[アダムズ,エイドリアン] [Adams,Adrienne]
1906年米国アーカンソー州生まれ。絵本作家。ミズーリ大学を卒業後、アメリカン・スクール・オブ・デザインでイラストを学ぶ。絵を担当した絵本に『魔女たちのパーティー』(徳間書店)、自分でお話も書いた作品に『みならいうさぎのイースターエッグ』『こうさぎたちのクリスマス』(以上、徳間書店)などがある。『Houses from the Sea』『The Day We Saw the Sun Come Up』(ともに未訳)の2作品がコールデコット賞オナーに選ばれる。2002年死去
野口絵美[ノグチエミ]
横浜生まれ。東京女子医科大学中退。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
今宵は魔女たちのお祭りの日。真夜中に遊び回ったり、はしゃいでる魔女たちが珍しい。ハロウィンの夜なのでお化けのコスチュームの子供たちに驚き逃げる魔女が可愛い。2023/05/28
ヒラP@ehon.gohon
25
「魔女たちのあさ」の新訳復刊です。 魔女たちの活動の始まる夜を朝と表現した前作に対して、「まよなかの魔女たち」と言い換えただけでも落ち着いて見られたのですが、前作から30年たっての訳し直しにフレッシュ感がありました。 魔女たちが怖がりなのはどうしようもなく変わりませんが、のびのびと飛び回っています。2022/11/09
いちろく
25
魔女たちにとってのお祭りとは? ハロウィンの一夜を描いた内容。作者がアメリカ人だからか、アメリカのハロウィンと思われる内容を絡ませて描いている点が面白い。あと、雰囲気が独特であり、魔女の捉え方も興味深い。読メの感想を拝読して、訳者違いの同じ本があると知る。こちらの方が新訳版なのですね。2022/11/07
Cinejazz
19
〝暗い森の奥深くに魔女たちが棲んでいた。魔女たちは昼間、高い木の枝にハンモックを吊るして寝ている...ある晩、月が空高く昇ると、誰かが言った「みんな、目を覚まして! 今日は、お祭りだよ!」...魔女たちは、森の空き地で、コウモリのシチュ-を食べ、箒に乗って出発!...月の周りをぐるぐる飛んだり、夜空を飛びまわって大はしゃぎ。疲れたら、お月さまに坐ってひと休み...最後は、一気にトウモロコシ畑へ。ところが、畑には怖ろしい怪物たちが…!〟ハロウィ-ンの夜を、ユーモアたっぷりに描かれた、ちょっと怖いか?の絵本。2024/02/01
マツユキ
18
魔女のパーティ、食べて、騒いで、箒に乗って、お月さんまで。楽しそう。おばけ登場。そうか、その季節だったのか。可愛らしい絵本でした。2023/06/16