バールの正しい使い方

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バールの正しい使い方

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  • サイズ 46判/ページ数 421p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198655143
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

新しい才能に全国の書店員から絶賛の声続々!
大藪春彦新人賞受賞作家が贈る、青春スクールミステリー

●絶賛の声、続々
青本雪平は天才だ。
(今野敏)

ページをめくる手が止まらない。思わず「上手い……!!」と唸ってしまった。天才があらわれた!!
(柳正堂書店甲府昭和イトーヨーカドー店 山本机久美さん)

傑作必読!
登場人物へ寄りそう真摯な姿勢が激しく心を打つ。青本雪平、これから絶対に来る恐るべき書き手です。
(大盛堂書店 山本亮さん)

不穏で、切実で、鮮烈な言葉が焼きついて離れない。すごいものを発見した。要注目!青本雪平、必ずくる!
(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)

息苦しいほど哀しく美しい青春ミステリ。この世界観最高です!
(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)

青本雪平さんって何者!!と驚嘆。「ちょっと読んでみてよ!」と誰かに伝えたくなります。
(未来屋書店大日店 石坂華月さん)

最後まで読むと本をギューッと抱きしめたくなる優しさに包まれました。
(名古屋大学生協南部生協プラザ 渡邉典江さん)

私たちに大切なものを教えてくれる。ラストで全てが繋がった時、タイトルの意味に、うわーっ!となりました。
(あおい書店富士店 鈴木裕里さん)

ミステリとしても良質だし、青春小説としても申し分のない面白さ。読み終えた今はすごいタイトルだと感心する。
(六本松蔦屋書店 峯多美子さん)

ラストの終わり方はもう一度読んでみたい衝撃にかられます。
(くまざわ書店南千住店 鈴木康之さん)

●あらすじ
転校を繰り返す小学生の礼恩が、行く先々で出会うクラスメイトは?つきばかりだった。
なぜ彼らは?をつくのか。

友達に嫌われてもかまわないと少女がつく?。
海辺の町で一緒にタイムマシンを作った友達の?。
五人のクラスメイトが集まってついた?。
お母さんのことが大好きな少年がつかれた?。
主人公になりたくない女の子がついた?。

さらにはどの学校でもバールについての噂が出回っているのはなぜなのか。
やがて礼恩は、バールを手にとり――。

内容説明

転校を繰り返す小学生の礼恩が、行く先々で出会うクラスメイトは嘘つきばかりだった。なぜ彼らは嘘をつくのか。友達に嫌われてもかまわないと少女がつく嘘。海辺の町で一緒にタイムマシンを作った友達の嘘。五人のクラスメイトが集まってついた嘘。お母さんのことが大好きな少年がつかれた嘘。主人公になりたくない女の子がついた嘘。さらにはどの学校でもバールについての噂が出回っているのはなぜなのか。やがて礼恩は、バールを手にとる―。僕はバールを正しく使えたのだろうか―。小学四年生からの三年間で、少年は現実の残酷さと優しさを知る。

著者等紹介

青本雪平[アオモトユキヒラ]
1990年生まれ。青森県出身。「ぼくのすきなせんせい」で第3回大藪春彦新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

271
父親の身勝手な理由で、転校を繰り返す小学生が主人公。いじめられ、仲間外れにならないために、少年は行く先々で自らを「擬態」した。まるで、カメレオンのように。私にも同じような記憶がある。その世界に馴染むような演技をしていた。「バールのようなもの」で殺人を犯すバール怪人の話は、ミステリーを読んでいるようなワクワク感があった。「バール」の正しい使い方と、正しくない使い方が、テーマだが、ちょっと考えさせられた。読後感は悪くなかった。2023/06/01

のぶ

136
主人公は年ごとに転校を繰り返す小学生の要目礼恩くん。転校した先々で起こる様々な話を連作風に綴ったミステリー集だった。読んでいて訳のよく分からないものも含まれていたが、全体を通して楽しく読む事ができた。ただし、この本のタイトルがなぜ「バールの正しい使い方」だったのかが分からずじまい。これ重要だと思うのです。しかし。この手の青春ミステリーに必要な、登場人物の爽やかさがよく出ていると思った。特に小学生たちが自分たちの世界で懸命に生きている姿がキラキラしているところが良いのです。この先注目の作家かもしれない。2023/02/03

モルク

132
幼い頃母を亡くし父親の都合(転勤ではなく)で何度も転校する小学生の礼恩。短い時は1学期もたたぬうちに転校、よって彼はカメレオンばりにそこに同化し学校の雰囲気クラスのヒエラルキーを即座に感知する。小学校で囁かれる「バールの怪人」の都市伝説。各学校で起こる様々の謎を小学生らしからぬ推理で解き明かす。長編とはいいながら連作短編のような作り。最終話「ライオンとカメレオン」で訳がわからなくなりそしてエピローグ。えっ?混乱した頭を解きほぐすように読み返す。児童書の所にあっただけあって読みやすくよく練られていた。2023/11/19

yukaring

118
不思議なタイトルに興味を持って手に取ったがこんな独創的な"バール"とその使い方があったとは❗️切なさと残酷さ、愛おしさが溢れる青春ミステリ。父の仕事の都合で転校を繰り返す小学生の礼恩(れおん)。転校先で淡々と過ごす礼恩だが、彼の転校先の学校ではなぜか"バール"についての様々なうわさが出回っていた・・。転校先で出会った人々と彼らの持つ事情や嘘を自分なりに解釈して心の中にそっとしまっていく礼恩。そして最後に明かされる礼恩の本音と"バール"の正体。現実の美しさと過酷さに希望がそっと添えられる心に響く物語だった。2023/03/09

徒花

118
よかった!父親とともに引っ越しを繰り返す小学生の男の子が、転校した先の学校で出会うさまざまな「ウソつき」たちと「バールのようなもの」、そして謎の物語。帯の煽り文ではミステリとして絶賛されているけれど、ミステリとしてよりも児童文学として読んだほうがおもしろい。そして秀逸だなあと思ったのがカバーのデザイン。バールという剣呑なアイテムがニョキッと出ていて不穏な雰囲気をまとっているんだけど、じつは帯を一枚めくると美しい花が咲き乱れていて、まさにこの仕掛そのものが物語の構造を表している。これはいいぞ。2023/03/07

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