それでも世界は回っている〈2〉

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それでも世界は回っている〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784198654924
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

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発売から3年で15刷のロングセラー
『月とコーヒー』に連なる
〈インク三部作〉待望の第二弾!
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「奇妙な惑星」博物館の保管室に
勤務する十四歳のオリオ。

師匠のベルダさんと二人、
世の中のあらゆるものを記録し保管すべく
作業に勤しんでいた。

そんなある日、ベルダさんが死んだ。
自殺か、病気か、事件か。

原因がわからぬまま、
オリオは保管室の責任者を
引き継ぐことになる。

ところが――。

ベルダさんが記録に使用していた
万年筆のインク、
〈六番目のブルー〉の在庫がない。
あれなくして記録作業はできない。

旅するギタリスト、ジャン叔父さんとともに
幻のインクを求める旅に出るオリオ。
ところが、行く先々で奇妙な人たちに出会い、
インク探しは前途多難。

行方を探るうち、インクの秘密は
ある奇妙な「唄」に
隠されているとわかるが……。

内容説明

師匠・ベルダさんが愛用していた万年筆のインク、“六番目のブルー”がなくなった―。「奇妙な惑星」博物館の保管室長を引き継いだ14歳のオリオは、ジャン叔父さんと共に、その幻のインクを求めて旅に出る。行方を探るうち、インクの秘密はある奇妙な「唄」に隠されているとわかり…。

著者等紹介

吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を継けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

127
インク三部作2の一冊。大切な幻のインク"六番目のブルー"を求めて旅をするオリオとジャン叔父さん。行く先々で出会うちょっと風変わりな人との交流、インクへと一歩近づくワクワク感は相変わらずオトナ心をくすぐるのが心地よい。喪失から再生へ…重なる人との別れとインクとの別れ。人が必ず持ち得る哀しみや迷い、自問自答したくなるそんな人生観が柔らかく的を得た言葉で心にピタっとはりつく。哀しみに立ち止まってしまってもその傍らで確実に世界は回っていて、"いつのまにか"が流れているんだな。吉田さんの紡ぐ言葉は心の絆創膏みたい。2022/11/25

KAZOO

122
1に引き続いての青いインク「六番目のブルー」を探して叔父さんとの旅が続きます。様々な変わった人物たちが出てきたり、おいしそうな料理も出てきたりとあまっり筋はないような感じですが楽しめます。「五番目のブルー」というインクがあったりもします。「月とコーヒー」を含めての三部作ということなのでしょう。手元に置いて再読したい本でした。2023/12/09

ままこ

84
〈人生には何度も『いつのまにか』があらわれる。〉叔父さんの言葉に確かに!と思った。ぼんやりしてたり、忙しいと「いつのまにか」が時間の方が追い抜いて行く。こつこつと努力を積み重ねていけば、ある日、「いつのまにか」が、こちらの味方になってくれる。私も是非味方につけたい。つかみどころのないブレ気味の叔父さんではあるが、ここぞという時に心強い。3も楽しみ。2022/11/19

けんとまん1007

82
吉田篤弘さんならではの、独特な静けさの世界。静かでありながら、不可思議なエネルギーに満ちている。インクと唄。二つの世界が、近づいたり、離れたりしながら、ものがたりが進んでいく。時計が逆回転すると、人はどうなるのか。いつも、自分のそばには、不思議な人が住む世界があるのだろう。2022/11/27

Ikutan

73
オリオと叔父さんの『六番目のブルー』を探す旅は続き、行く先々で出会うのは不思議な人たち。その個性的な人たちが、一話に一人ずつイラスト付で紹介されていて、次はどんな出会いがあるのかとワクワクページをめくる。そして『六番目のブルー』に繋がる新しい情報。誰もが夢見心地になる青色『夜の孔雀の羽根のブルー』!!いやぁ、どんな色なんだろう?見てみたい!永遠に封印されてしまったというこのブルーに、ミランダさんが読み上げた長い長い『色の秘密を伝える唄』を叔父さんが歌うことで、はたしてたどり着けるのか。3巻が楽しみ🎵2024/05/21

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