黄色い竜

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黄色い竜

  • 村上 康成【作・絵】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 徳間書店(2022/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198654849
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

日本を代表する絵本作家・村上康成が
初めて文章で描く、
少年のひと夏の清新な物語!


ボローニャ国際児童図書展
グラフィック賞、
ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、
日本絵本賞大賞などを受賞した
日本を代表する絵本作家・村上康成が
初めて贈る児童文学!

10歳の少年のひと夏、
まわりの人々や生きもの、
川や湖の風景が、目にうかんでくる
清新な物語。

クリオは、自然豊かな町にくらす10歳の少年。
弟の1歳のお祝いにやってきたおじいちゃんから、
「子どものころにつりにがした、湖のぬしのような
巨大なさかな」の話を聞いたクリオは、
そのさかなを自分がつりたい、と思うようになるが…? 

ホタルの飛ぶ夜、親友とのキャッチボール、
まつりの金魚すくい、竹を切って作った
つりざおを手に山道を登るとき、
耳について離れないツクツクボウシの声…。

自然の中で生きる少年のひと夏を
まるごと描きだす、
絵本作家ならではの清新な物語。
カラーの挿絵多数。

内容説明

クリオは、自然ゆたかな町でくらす十歳の小学生。夏のはじめのある夜、おじいちゃんとホタルを見にいったクリオは、おじいちゃんが子どものころに、つりにがしたという、湖にいる大きなコイの話を聞く。でも、その後、親友や女の子たちと湖につりに行ったときには、なぜだか、そのことは打ち明けられなかった。やがて秋のはじめになり、ひとりきりで湖にやってきたクリオは…?田んぼのそばでのキャッチボール、舌がまっ黒になるあまいクワの実、入道雲、おまつりの夜の金魚すくい、あつい空気をふるわせるツクツクボスシの声、そして、水の中でぎらりと光るうろこ…。十歳の夏がまるごと五感で感じられる、自然派アーティスト村上康成による初の児童文学。小学校低・中学年~。

著者等紹介

村上康成[ムラカミヤスナリ]
1955年岐阜県生まれ。創作絵本やワイルドライフアートなどで独自の世界を幅広く展開する。自然派アーティスト。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、日本絵本賞大賞など受賞多数。伊豆高原と石垣島に、村上康成絵本ギャラリーがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。