出版社内容情報
このねこは、魔法のねこ?
大おじさんのおもちゃ屋にやってきた不思議なねこを中心に、
女の子と大おじさんとそのまわりの人々の交流を描く、心あたたまる物語。
◇イギリスの大きな文学賞、コスタ賞の児童書部門を受賞するなど、高い評価を受けている作家が贈る珠玉の一冊。
◇人気絵本作家くらはしれいの味わい深い挿絵をたっぷりと入れました。
◇訳者は、スタジオジブリによって映画化された児童文学『アーヤと魔女』や、『大魔法使いクレストマンシー クレストマンシーの魔法の旅』を訳した田中薫子。
◇小学校中学年から
ある日、ハティがテオおじさんのおもちゃ屋にやってくると、一匹の小さなねこがいました。ハティを見つめかえした目は、あざやかな明るい緑色。きりっとしていて、かしこそうです。そのねこは、ハティとテオおじさんの足のあいだをくるり、くるりとまわるので、ハティは「クルリン」という名前をつけました。
不思議なことにクルリンがお店にいるようになってから、おもちゃがよく売れるようになりました。クルリンはお客さんがちょうどほしいと思っているものを目につきやすくしているようです。おまけにお店の中では、テオおじさんが見たことのない、きれいな木箱が次々に見つかるようになって……?
内容説明
ある日、ハティの大おじさんのおもちゃ屋にやってきたのは、あざやかな明るい緑色の目をした、かしこそうなねこ。その日からふしぎな出来事が、大おじさんのお店で、次々に起きて…?コスタ賞の児童書部門を受賞するなど、イギリスで高い評価を受けている作家が贈る、心あたたまる物語。人気絵本作家くらはしれいの味わい深い挿絵をたっぷりと入れました。小学校中学年から。
著者等紹介
ニューベリー,リンダ[ニューベリー,リンダ] [Newbery,Linda]
1952年イギリス、エセックス生まれ。8歳のころから作家をめざして物語を書きはじめる。いつも物語を書いたノートを自分の洋服だんすにかくしていた。国語の教師をしながら、作品を出版社に持ちこむようになり、1988年YA小説でデビュー。『Set in Stone』(未訳)でコスタ賞受賞、『The Shell House』『Sisterland』(共に未訳)がカーネギー賞最終候補に選ばれるなど、その作品は本国で高い評価を受けている
田中薫子[タナカカオルコ]
慶應義塾大学理工学部物理学科卒業
くらはしれい[クラハシレイ]
イラストレーター・絵本作家。絵本や書籍の挿絵、パッケージのイラストなど幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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