出版社内容情報
この世界は本当に現実なのか? TVゲーム、AI、量子物理学の最新知見から解き明かす未来地図は、もうここまで進んでいる!
目次
0 概観(シミュレーション仮説)
1 マトリックスの作り方―コンピューターサイエンス(ステージ0~3:『ポン』からMMORPGまで;ステージ4~8:仮想現実からマインド・インターフェイスへ ほか)
2 シミュレーション仮説は私たちの世界をいかに説明するか―物理学(条件付きレンダリングと、確率の波の収縮)
3 シミュレーション仮説は未解明の現象をいかに説明するか―神秘思想(幻のような、ビデオゲームのような、夢の世界における魂;複数のライフと、ビデオゲームのクエストとしてのカルマ ほか)
4 諸説の統合(懐疑論者と信奉者―コンピューターによる計算のエビデンス;グレート・シミュレーションとその意味)
著者等紹介
バーク,リズワン[バーク,リズワン] [Virk,Rizwan]
Rizwan“Riz”Virk。起業家、投資家、ビデオゲームパイオニア、インディーズ映画プロデューサー。また、MITゲームラボによってキャンパス内に設立された“プレイ・ラボ”(www.playlabs.tv)の創始者でもあり、ベイビュー・ラボを運営している。マサチューセッツ工科大学(MIT)でコンピューターサイエンス学士号、スタンフォード大学経営大学院で経営学修士号を取得。23歳のときに起業家精神に目覚めて以降、Gameview Studios(DeNAに売却)、CambridgeDocs(EMCに売却)、Tapjoy、Funzio(GREEに売却)、Pocket Gams、Disruptなど、シリコンバレー内外の多くのスタートアップに対し、共同創業者、投資家、アドバイザーを務めている。ビデオゲームプロデューサーとしては、3000万ダウンロードを達成した「タップフィッシュ」や、テレビ番組をモチーフにした「ペニー・ドレッドフル」など。さらにインディーズ映画のプロデューサーとしては、インターネットで大いに評判を呼んだ“Thrive:What On Earth Will It Take?”ほかを手がけている。現在、カリフォルニア州マウンテンビューおよびマサチューセッツ州ケンブリッジ在住
竹内薫[タケウチカオル]
サイエンス作家。1960年東京生まれ。8歳から10歳までニューヨークの現地校に通う。東京大学教養学部教養学科、理学部物理学科卒業。カナダのマギル大学にて博士課程修了。Ph.D.(高エネルギー物理学専攻)。科学雑誌『ネイチャー』の翻訳にも携わる。著書に40万部のベストセラー『99.9%は仮説』(光文社新書)、ロングセラー『「ファインマン物理学」を読む』『「ネイチャー」を英語で読みこなす』(講談社)、翻訳書に『奇跡の脳』(新潮文庫)、『科学の終焉』(監修:筒井康隆、徳間文庫)、『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。2016年、人工知能社会の到来を見据え、英語と日本語とプログラミングの先進グローバル教育に注力する「YES International School」を開校。2018年に東京校を開校
二木夢子[フタキユメコ]
国際基督教大学教養学部社会科学科卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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