出版社内容情報
ぼろぼろの人形の家で陽気にくらしていた人形たち。ところが…? 『秘密の花園』のバーネットの知られざる名作、初の翻訳!
内容説明
ある女の子の子どもべやに、「オンボロやしき」とよばれる、古い人形の家がありました。家も、中に住む六人の人形も、みんなぼろぼろでしたが、人形たちはいつも陽気に、楽しくくらしていました。ある日、子どもべやに、ぴかぴかの新しい人形の家と、りっぱではなやかな、貴族の人形たちがやってきて、オンボロやしきは、へやのすみっこにおしこまれ、わすれられてしまいます。それでも、気だてのいい人形たちは、新しい人形たちのようすに感心し、こまっているときには、たすけてあげました。ところが、女の子の乳母が、オンボロやしきをもやしてしまおう、と思いつき…?『秘密の花園』『小公女』で知られるバーネットがのこした、妖精の女王が語る、という形の、楽しい物語。日本で翻訳されるのは、これが初めてです。小学校中・高学年。
著者等紹介
バーネット,フランシス・ホジソン[バーネット,フランシスホジソン] [Burnett,Frances Hodgson]
1849年イギリスに生まれる。幼いころに父を亡くし、十六歳のときに一家でアメリカ合衆国に移住。十八歳のときに初めて、短編が雑誌に掲載される。以後、アメリカとイギリスを行き来しながら、大人向けの小説や戯曲、子ども向けの物語を多数執筆し、人気作家となる。1886年に発表した『小公子』は、空前のベストセラーとなった。1924年、アメリカで死去
尾〓愛子[オザキアイコ]
東京生まれ。幼少期より数多くの児童文学に親しむ。東京大学教養学部イギリス科在学中に、シドニー大学に留学する。児童書出版社で編集者として勤めた後、東京大学大学院総合文化研究科にて学術修士号取得。大学院在学中から、児童書の翻訳家として活動を始める
平澤朋子[ヒラサワトモコ]
1982年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、フリーのイラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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