出版社内容情報
押井守が広大なネット空間で見つけた和洋中、有名無名、長編短編の映画・Vシネ・ゲームなどを好き勝手に斬りまくる!
内容説明
押井守が、広大なネット空間で見つけた和洋中華、有名無名、長編短編の映画・Vシネ・ゲームなどを好き勝手に斬りまくる!『アベンジャーズ』『クローズZERO』から『Fallout 4』『女猫雀士 雀奴 闘牌伝説』まで、自ら執筆した貴重な(ほぼ唯一の)エッセイ!
目次
第1章(Fallout 4(PS4版)
ウォー・ロード/男たちの誓い
ライ・トゥ・ミー/嘘は真実を語る ほか)
第2章(SIREN(サイレン)
アベンジャーズ 吹替え版
死の接吻 ほか)
第3章(ファントム/開戦前夜;ELEGY(エレジー)
ガリレオXX内海薫最後の事件 愚弄ぶ ほか)
第4章(Interview―あとがきにかえて)
著者等紹介
押井守[オシイマモル]
映画監督。1951年生まれ。東京都出身。東京学芸大学教育学部美術教育学科卒。大学在学中、自主映画を制作。1977年タツノコプロダクションに入社。スタジオぴえろを経て、フリーに。『イノセンス』(監督・脚本/04年)はカンヌ国際映画祭コンペ部門にノミネートされ、08年に公開された『スカイ・クロラThe Sky Crawlers』もヴェネチア国際映画祭コンペ部門に出品されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
15
「映画観賞はストーリーよりディテールが重要なのだ」という押井さんの34本の作品評価とインタビューで構成されている。映画テラフォーマーズの話が秀逸で面白かった。鬼滅の刃無限列車編の成功は、同時体験型の映画観賞イベント志向がもたらしたという分析には納得です。ゴースト・イン・ザ・シエルとヨハンソンへの評価も目からウロコでした。2021/11/23
nobu23
5
ネットやテレビで偶然見た映画などを語るメルマガの連載をまとめた本。 Youtubeなどの短編が多め。2022/08/31
go
5
押井守が適当に喋ってるだけなんだけど面白い。失敗してこその食べ歩きであり、読書であり鑑賞。みたいないいことも言っている。あと映画を途中からとか全然見る。演出を見れば大体わかるかららしいが。2022/02/12
Vasubandhu
1
好きな作品をYoutubeやRedditでエゴサ(?)して一喜一憂するのに疲れていたので、ネット評論を喝破する巻末インタビューの内容に救われた。 映画はともかくゲームなどはプレイヤーの快不快と直結する分、好き嫌いから切り離した批評も中々難しい気がするけど、ただ実際Steamレビューは大方アテにならない。2024/09/28