町にきたヘラジカ

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町にきたヘラジカ

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198652364
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

復刊の希望が高かった
幻の名作!

「ナルニア国物語」の瀬田貞二が訳した
ほのぼのと楽しい物語。

ある冬の日、なかよしの男の子、
ワイノとイバールが、スキーをはいて出かけ、
帰ってきてみると、
イバールの父さんの馬小屋から、
みょうな鳴き声がしました。

勇気を出して、馬小屋をのぞいてみると、
それは、おなかをすかせた、
かわいそうなヘラジカでした! 

アメリカの北の町を舞台に、
町にやってきたヘラジカをめぐって
子どもたちと心優しい大人たちがおりなす、
ほのぼのと楽しい物語。

訳は「ナルニア国物語」「指輪物語」で知られ、
いまもファンの多い、瀬田貞二。
絵は「シナの五にんきょうだい」
「あひるのピンのぼうけん」のクルト・ヴィーゼ。

1970年代に一度出版され、復刊の希望が高かった、幻の1冊。

アメリカ・ミネソタ州で20世紀初めにほんとうにあった出来事をもとに描かれた、心温まる物語。

内容説明

ある冬の日のこと。なかよしの男の子、イバールとワイノは、スキーをはいて一日でかけたあと、町に帰ってきました。すると、イバールのとうさんのうまやから、「ボーン!」と、みょうな鳴き声がします。おそるおそる、うまやをのぞいてみると、それは、おなかをすかして町にやってきた、ヘラジカでした。このヘラジカを、どうしたらいいんだろう?イバールのとうさんたちは、頭をかかえますが…?アメリカ北部の小さな町を舞台に、ヘラジカとなかよくなった子どもたちと、心やさしい大人たちがくり広げる、ほのぼのと心あたたまる物語。ニューベリー賞最終候補作、ルイス・キャロル・シェルフ賞受賞作、「20世紀の子どもの本100冊」選定図書。小学校低・中学年から。

著者等紹介

ストング,フィル[ストング,フィル] [Stong,Phil]
1899年アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。1919年、大学卒業後、この物語の舞台となったミネソタ州の小さな町に移り、体育の先生になった。その後、記者・編集者・作家として活躍。1957年没

ヴィーゼ,クルト[ヴィーゼ,クルト] [Wiese,Kurt]
1887年、ドイツ生まれ。幼いころから絵かきになりたかったが、貿易の仕事につき、1909年から6年間中国で暮らす。第一次世界大戦中に捕虜となり、5年間戦争捕虜として過ごすあいだに、真剣に絵を描きはじめる。第一次大戦後、ブラジルで教科書や子どもの本にさし絵をかく仕事を始め、その後アメリカ合衆国に移り、市民権を得た。1974年没

瀬田貞二[セタテイジ]
1916年東京生まれ。東京大学国文科卒業。「児童百科事典」(平凡社)の企画編集に携わり、絵本・児童文学の評論、翻訳、創作で活躍した。1979年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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chiaki

28
瀬田貞二さん訳の新刊!と思いきや、1969年に学研研究社刊行のものの復刊。ミネソタ州のとある小さな町に、厳しい冬を越すためにお腹を空かせ痩せ細ったヘラジカが迷い込んで来ます。第一発見者の少年イバールとワイノの驚きと喜び、そして必死にヘラジカを守ろうとする子どもたちが可愛らしいのと、町の大人たちの慌てふためき様が可笑しい。こちらはビワビクの町で愛されている実話なのだそうで、町長さんがあとがきを添えていらっしゃいます。ユーモラスであたたかな児童文学です。絵は『シナの五人きょうだい』のクルト・ヴィーゼ。2022/02/25

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

11
『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている読みもの。 大雪で餌が無く町に下りてきてしまったヘラジカが、貸し馬小屋の干し草を大量に食べてしまう。ヘラジカを見つけた子どもたちの言葉に、大人たちは信用せずそのやりとりがユーモラス。アメリカ北部のある町で本当にあったはなしが元になっている。1969年に出版されたものの改訂し復刊。2023/05/04

Incisor

5
タイトルと表紙の絵にひかれ、ミネソタ州が舞台の物語ときたら、もう読まずにはいられなくなった。思いがけず町にやってきたヘラジカをめぐって、子どもたちや大人たちのやりとりが何ともあたたかく、ユーモラスで、穏やかな、優しい気持ちになった。2021/04/01

timeturner

2
アメリカ北部の小さな町で、厳寒の冬に飢えて迷いこんできたヘラジカをめぐり子供や気のいい大人がてんやわんやという、実話を元にした話。クルト・ヴィーゼのとぼけた絵と瀬田貞二さんのユーモアあふれる訳文が楽しい。2021/10/23

Olga

2
アメリカ北部ミネソタ州の小さな町にヘラジカがやってきて、町の人たちに愛されながらひと冬を過ごしたという実話を元にした、古きよき児童文学。主人公の男の子2人、イバールとワイノはフィンランドからの移民2世で、町長のオラーフソンさんもたぶん北欧系。五大湖周辺は北欧系移民が多いというのを改めて確認できた。オラーフソンさんの夕食風景の部分は原書で読みたい。2021/02/14

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