内容説明
菅政権の誕生で地銀と中小企業再編が加速。メガは3行から2行、地銀は3県1行へ!金融庁の指導方針からハゲタカファンドの動向まで―再編シナリオを詳細に分析。
目次
1部 地銀・信金・信組のトリプル大再編予想(菅新政権で加速する地銀再編;「地銀・信金ダブル消滅」から無策の二年;予想される銀行大再編)
2部 賞味期限の切れた「銀行」モデル(コロナ禍での花見酒が「終わり」の始まり?;ハゲタカ来襲の失敗史;「危ない銀行」に共通する要因)
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
企業アドバイザー。(株)フレイムワーク・マネジメント代表。1957年生まれ。島根県松江市出身。一橋大学、スタンフォード大学ビジネススクール卒。都銀、外銀で20年勤務、外資IT系企業VCの日本代表も務め、2001年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
1
銀行は十分なポテンシャルを秘めている。それだけのお金があり、適切に使用することで十分に利益を上げられるだけの可能性はある。ただし、現在の銀行の状況を見れば、それがうまく回っているとはいいがたいのがほとんどである。折角ある資源も、使わなければ何も生みださない。行動しないことはそれはそれで一つのリスクであるということを認識して、リスクをとらなければ未来は暗いままである。2024/12/10
t.no
0
地銀は再編・変化して、顧客に必要なサービスを提供していかないと生き残れない。内容に異論はないけど、様々なところで言われているものと同じような主張なのでそんなに目新しさは感じなかった。銀行再編の予想については筆者の臆測が入ったもの。数年後とかに答え合わせしてみると面白いかも。2021/01/11
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