出版社内容情報
宮崎駿監督が「特別な作品」と語る映画「ハウルの動く城」。
この映画の原作を書いたイギリスの作家、
ダイアナ・ウィン・ジョーンズが描く児童向け小説
「アーヤと魔女」を気に入った宮崎駿監督が、
長編アニメとして作ることを企画し、
息子の宮崎吾朗が監督として手がけたのが
アニメ「アーヤと魔女」です。
自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、
ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な
魔女と暮らすことになったことから始まる物語。
スタジオジブリとしては、初となる全編3DCG制作の長編作品の絵コンテになります。
アニメーションの設計図とも言える絵コンテには、
キャラクターの動きや心理、セリフや効果音、
スタッフへの指示なども書かれており、
細部にまで込められた監督の意図がわかるとともに、
躍動感あふれる美しい絵物語として楽しめます。
目次
絵コンテの見方
用語解説
Aパート(カット1~394)
Bパート(カット395~624)
Cパート(カット625~780)
Dパート(カット781~1054)
資料編
著者等紹介
宮崎吾朗[ミヤザキゴロウ]
1967年、東京生まれ。信州大学農学部森林工学科卒業後、建設コンサルタントとして公園緑地や都市緑化などの計画、設計に従事。98年より三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけ、2001年より05年6月まで同美術館の館長を務める。04年度芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。映画監督作に「ゲト戦記」(06)、「コクリコ坂から」(11)。TVアニメーションシリーズ監督作「山賊の娘ローニャ」(14)(制作・著作:NHK、ドワンゴ)で国際エミー賞子どもアニメーション部門最優秀賞(16)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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