出版社内容情報
英国の実力派作家が
ひとりの少女を軸に描く、壮大な青春小説。
2018年コスタ賞受賞作。
20世紀初めの英国。
生後三日で母を亡くした女の子クラリーと、
三つ年上の兄ピーターは、
父と三人でくらしていた。
子ども嫌いの父との生活には、
温かさはなかったけれど、
コーンウォールの祖父母の家ですごす夏は、
いつだってすばらしかった。
青緑色の海に、海岸沿いの崖、
ミツバチが飛び交いヒバリが鳴く荒れ地……。
そしてなにより、笑顔のすてきな
いとこのルーパートがいる。
クラリーは、いつしかルーパートに
淡い想いを抱くようになっていた。
しかし、第一次世界大戦がはじまり、
ルーパートは入隊、
平和な日常は終わりを迎えた……。
英国の実力派作家が
ひとりの少女を軸に描く、壮大な青春小説。
2018年コスタ賞受賞作。
内容説明
二十世紀はじめの英国。生後三日で母を亡くした女の子クラリーと、三つ年上の兄ピーターは、父と三人でくらしていた。子ども嫌いの父との生活には、温かさはなかったけれど、コーンウォールの祖父母の家ですごす夏は、いつだってすばらしかった。青緑色の海に、海岸沿いの崖、ミツバチが飛び交いヒバリが鳴く荒れ地…。そしてなにより、笑顔のすてきないとこのルーパートがいる。クラリーは、いつしかルーパートに淡い想いを抱くようになっていた。しかし、第一次世界大戦がはじまり、ルーパートは入隊、平和な日常は終わりをむかえた…。英国の実力派作家が、ひとりの少女を軸に描く、壮大な青春小説。2018年コスタ賞(児童書部門)受賞!10代~。
著者等紹介
マッカイ,ヒラリー[マッカイ,ヒラリー] [McKay,Hilary]
英国リンカーンシャー、ボストン生まれ。四人姉妹の長女。セント・アンドリュース大学で動物学と植物学を学び、生化学者として勤務していたが、作家活動を開始。デビュー作『夏休みは大さわぎ』(評論社)でガーディアン賞、『サフィーの天使』(小峰書店)でウィットブレッド賞(児童文学部門)を受賞
冨永星[トミナガホシ]
翻訳家。京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、数学啓蒙書、児童文学などの翻訳、紹介に従事している。数学についての啓蒙書や入門書を数多く翻訳し、数学の普及に大きく貢献していることが評価され、2020年度日本数学会出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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