「がんになって良かった」と言いたい

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「がんになって良かった」と言いたい

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198651206
  • NDC分類 916
  • Cコード C0011

出版社内容情報

こんな時代、あなたはどう生きますか?「がんになって良かった」と発信した若きがん患者は、どのように生きようとしているのか。

内容説明

「がんになって良かった」これは生き残った「がんサバイバー」としての言葉ではない。著者が大学1年の冬、数ヶ月に及ぶ抗がん剤治療を乗り越え、その先に待っていた十時間を超える難手術に向かう前夜にブログに記した言葉だ。その後も入退院を繰り返す著者は、どんな思いでこの言葉を発し、病と死に向き合い、そして人生について考えたのか―。

目次

1 宣告(宣告;神;戦場の食;転生;ストレート・ライン;3・12)
2 ハタチ(望み;桜;ハタチ;報われない努力;スターライト)
3 デイ・ゼロ(その日;デイ・ゼロ;砂嵐|ダンス)
4 仲間(espressivo;残された者たちへ;病床のバリスタ;二度と戻らぬあの日と、あの日の君に捧ぐ)
5 震えるサイン(ライスorナン?;震えるサイン、震えぬ芯;恥ヲ知レ!)

著者等紹介

山口雄也[ヤマグチユウヤ]
1997年京都市生まれ。大学1年の冬、突然、胚細胞腫瘍というがんを宣告され、闘病生活に入る。そんななかで乳がんの闘病中だった小林麻央さんのブログに励まされ、自分でもSNSで闘病生活をユーモアを交えて発信しはじめる。2019年、地元新聞に闘病の様子とブログが紹介されるが、大手ニュースサイトで、「がんになってよかった」という言葉だけが大きく紹介され、批判コメントにさらされる。その後、NHK「ひとモノガタリ」で闘病生活と病や生き方に対する考えが紹介され、大きな反響を呼ぶ。いまも大学と療養生活のかたわら、自分の思いをSNSで発信しつづけている

木内岳志[キウチタカシ]
1980年生まれ。東京工業大学大学院卒。2006年NHK入局。ディレクターとして、長野放送局、報道局政経・国際番組部、京都放送局などを経て、2019年から放送総局大型企画開発センター。これまでの主な担当番組は、NHKスペシャル「平成史スクープドキュメント第5回“ノーベル賞会社員”~科学技術立国の苦闘~」、同「令和未来会議2020“開国論”」、目撃!にっぽん「“住民タクシー”でどこへでも~京都・京丹後~」など幅広く制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cao-rin

32
今月、彼の訃報を聞きました。あるドキュメンタリーで彼を知って、その後Twitterやブログで闘病の経過を見ては陰ながら応援していました。生半可な感想など書けません。19歳で発病してから亡くなるまでの4年間、常に死の恐怖に晒され、再発の度に奈落の底へ突き落とされ、それでも最後まで諦めなかった彼の生き様に、ただただ敬服します。何不自由なく生きてきた私が涙する資格なんてないと思いながら読みましたが、何度となく堪えきれませんでした。神様は不公平です。あとがきにある「癌サバイバー」という言葉が辛いです。合掌。2021/06/24

ぶう

26
もう人生の折り返し地点を過ぎた自分ですら、まだ死について真剣に考えた事など無い。ましてや20年程度しか生きていない著者であれば尚更であろう。突然に申告され死が直前にまで迫ってきている恐怖とはいかばかりであろうか。私には想像する事すらできない。若い人が亡くなる事にやるせなさを感じてしまうが、可哀想という言葉を彼は望んでいないはず。彼は最期まで精一杯生き抜いたし、彼に勇気づけられた人たちも多いだろう。もし明日死ぬのであれば自分は今日一日をどのように過ごすのか。その気持ちを持って一日一日を大切に生きていきたい。2021/12/01

milk tea

25
この本のことはヤフーニュースで知りました。 とても気になる言葉だったのですぐ読んでみたかったのですが、図書館利用のため手元に来たのは数日前。 むさぼるように読みました。 本の最後では、雄也さんは、自分を救ってくれた方々、応援してくれた方々、家族、このギフトに対して感謝を述べられ、そして「僕を山頂まで連れてきてくれてありがとう」と。 その後どのような生活を送られているのか気になり、ネットをたよりに記事を探しました。 ご冥福をお祈りいたします。2022/02/03

kanki

24
享年23歳。「同情より、死と向き合いたい。言葉には力がある。」2022/09/07

ぜんこう

24
大学1年の時に胚細胞腫瘍という癌になり、その後、白血病~骨髄移植~再発~移植を繰り返し、そして本書の最後には嬉しい知らせ。 僕も本書のように癌になって人生少し変わりましたが、ステージ0か1で肺の部分切除を2回だけなんで著者と比べたら かすり傷みたいなもんです。 著者が僕の娘と同い年ということを知って、余計にショックでした。 著者は今年6月に逝ってしまったそうです。こんないい本を遺してくれて、ありがとう・・・合掌2021/09/01

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