ノッキンオン・ロックドドア〈2〉

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  • サイズ 46判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198649678
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

解かないほうがいい謎なんて
この世には存在しない。

若きミステリー作家が描く
最高のダブル探偵シリーズ、第2弾!

不可能な謎専門の御殿場倒理(ごてんばとうり)
不可解な謎専門の片無氷雨(かたなしひさめ)

密室事件と思いきや
壁には巨大な穴が開けられていた。
犯人の目的とは?(「穴の開いた密室」)、
トンネルに入った女子高生が忽然と姿を消した。
彼女は一体どこへ?(「消える少女追う少女」)
など全6篇を収録!


目次

穴の開いた密室
時計にまつわるいくつかの?
穿地警部補、事件です
消える少女追う少女
最も間抜けな溺死体
ドアの鍵を開けるとき

内容説明

HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。密室事件と思いきや壁には巨大な穴が開けられていた。犯人の目的とは?(「穴の開いた密室」)トンネルに入った女子高生が忽然と姿を消した。彼女は一体どこへ?(「消える少女追う少女」)など全6篇収録。俺たちには、まだ解いていない不可能で不可解な謎がある。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

413
随所に良い余韻が垣間見えるものの、理屈で解けば解くほど脳の体操クイズみたいなノリになってくる。最後の話で前作からチラホラ匂わされていた過去が語られるが…倒理と氷雨を読者にどう見せたいのかよくわからなかった。続編があるのかないのか知らないけれども、もしあったとして、この二人が何事もなかったように探偵ぶってるのを見て「なんていえばいい!」とバイキ〇グ小峠みたいになるのは必至。裏染シリーズも止まったままだし、青崎有吾大丈夫かな?燃え尽きちゃってないかい?と心配になってしまう。不安を払拭するような長編を切望。2020/01/01

寂しがり屋の狼さん

170
シリーズ2作目📖今回も個性的な4人が楽しませてくれました。あっ薬子ちゃんを入れたら5人か(笑)前作からの謎も解けて…これで完結は惜しい(◕ᴗ◕✿)次作は出ないのかしら📚2022/02/08

nobby

144
その噂は知っていたし、確かに前作から気になってはいたものの、最終篇で明かされる真相は切ない…それは相変わらず軽快にオトボケにHOWとWHYを使い分ける、いや取り合っていくコンビネーション故なんだろうな…今回も50頁前後の短編6つで、細かくばらまかれた事柄を多過ぎるとも感じさせずにキレイに事件解決に導くのは爽快そのもの。それでいて気付けば容姿とか人物とか終焉にむけて語られていたんだよなぁ…業務用車両に日産パオなんて素敵なだけに本当にもったいない…でも、4人が紡ぐ物語は此処で終わるのが寂しくもベストだろうな…2021/09/19

mihya

141
ハウダニット専門とホワイダニット専門の2人の探偵(巻き毛悪魔と地味眼鏡)のミステリー2冊目。前作にも増して面白かった。 1冊目から何かあったことを匂わせていた4人の過去が分かる最後の「ドアの鍵を開けるとき」が良かった。ちゃんと探偵2人の専門分野に則っているようだ。そこまで軽快な感じだったのが、ズンと重くなった。この2人の関係性を踏まえて1冊目から読み返すとイメージが変わりそう。 このシリーズ、凄く面白いのにこれで完結しちゃうんだろうな。残念。もっと読みたかった。2023/05/05

buchipanda3

117
ダブル探偵もの2巻目。不可能で不可解な事件を描いたミステリ短編集。予告よりは遅くなったけれど出してくれて嬉しい。相変わらずの軽いノリのコンビが見せてくれる推理の連携プレーを楽しめた。どれも分かってみれば何てことのないちょっとした小細工、チープトリックだが、ネタの細かい仕込みと発想のずらし方がいい。そのトリックを解くことに憑りつかれたような探偵ふたりが謎を解くのを避けていた最後の話は、読後に前作を読み返したらいくつかの伏線が繋がった。なるほどなあと。次もまた小気味よいミステリを期待したい。2019/11/25

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