内容説明
俺は地獄に落とされても、楽しみを見つけられる。新日本、WWE、首骨折からの復活。世界が待っていたスーパー自叙伝!
目次
魔闘気
国士舘大学
脱水症状
マリリン・マンソン事件
長州力のツボ
先祖の導き
怒りのリング設営
トライアウトでの“神試合”
2009年6月30日、1軍デビュー
ECW消滅
たったひとりの日本人
ビンス・マクマホン=エンターテインメント
ストロングスタイルの向こう側
著者等紹介
ヨシタツ[ヨシタツ]
1977年8月1日生まれ、岐阜県岐阜市出身。本名・山本尚史。プロレスラー。2002年3月に新日本プロレスに入門し、同年10月に井上亘戦でデビュー。2006年に永田裕志、2007年に棚橋弘至とのタッグでIWGPタッグ王座に挑戦。2007年11月、無期限の海外遠征に出発。WWEのファーム団体だったFCWなどで活動したのち、2008年4月に新日本を退団し、その後WWEと契約。2010年3月、『レッスルマニア』でのバトルロイヤルで優勝。2014年6月、WWE退団。アメリカ各地のインディー団体で活動し、10月に新日本のリングに復帰を果たす。11月8日、AJスタイルズとの試合中に首の負傷をしてしまい長期欠場。2016年4月に戦列復帰。2017年7月、契約終了に伴い新日本を離脱したことを発表。現在は全日本プロレスなどで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
24
ザ・トンパチ。無茶苦茶。中邑真輔が彼を嫌うのも分からんではない。ただこの揺るがぬ自己肯定力には敬服する。まさに鋼のメンタル。たとえば彼がWWEで干されたのはあるツイートで現場トップのHHHを激怒させたからだし、日本公演でさほど人気が無かったのは、ビッグマウスが実力に見合わず鼻についたから(会場で観てた)。でもそういった負の話題にはほぼ触れず、成し遂げた数々の「世界初」をひたすら話しまくる。これだけ読んだら最高のレスラーだと思える程に。運こそが実力と断言する彼ならではのアピール術。見習うべき点は確かにある。2019/08/06
うみ
1
ヨシタツさんは、すごい。この人は本当にすごい。2020/11/24
史
0
トンパチである。デタラメである。色々とぶっ飛んでいる。人として破綻している感じすらある。しかし、ある意味それがプロレスラー、引いてはストロングスタイルな生き方なのかなと。ただの塩っぱい若手レスラーが、何故かWWEで受け入れられて、解雇されて戻ってきたら首を折って、それでも復帰してプロレスラーを続けている。この奇想天外意味不明な物語は本当に平成のレスラーなのかと言いたくなる。だけど、それこそスーパースターであり、エンターテイメントという夢の世界に生きる人間の姿なのかもしれない。2019/10/30
mm71
0
理路整然と自己肯定できる男、ヨシタツ。加納高校出身かあ。同郷。エピソードひとつひとつが面白い。首の骨折から復帰してのあとがきもよかったです。2019/06/08
うみ
0
ああ、面白かった。なんていうとんでもない人なんだろう、ヨシタツ選手は。今まで読んだ誰の自叙伝よりも凄まじき人生。かっこいいです、ワールドフェイマス。2019/05/31