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出版社内容情報
ダニエル・ピンク大絶賛! コロンビア大学心理学博士が最新科学をもとに、相手の力をうまく利用するテクニックを公開!
内容説明
コロンビア大学心理学博士が最新科学をもとに、必要なときに人に助けてもらうテクニックを公開!すべての日本人必読!
目次
第1部 なぜ、頼み事をするのは難しいのか(誰かに何かを頼むのを気まずく感じる理由;なぜ“頼んでも断られるだろう”と思うのか;“頼み事をしたら嫌がられるかもしれない”という誤解)
第2部 良い頼み方、ダメな頼み方(“助けを求めること”が抱える矛盾;必要な助けを得るための四つのステップ;こんな頼み方をしてはいけない)
第3部 人を動かす3つの力(「仲間意識」を活用する;「自尊心」を刺激する;「有効性」を感じさせる)
著者等紹介
グラント,ハイディ[グラント,ハイディ] [Grant,Heidi]
社会心理学者。コロンビア大学ビジネススクール・モチベーションサイエンスセンター副所長。コロンビア大学で博士号を取得。モチベーションと目標達成の分野の第一人者
児島修[コジマオサム]
英日翻訳者。立命館大学文学部卒(心理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
40
コロンビア大学の心理学博士ハイディ・グラントによる、嫌な顔をさせずに人に頼むテクニックを公開した書籍(帯には故スティーブ・ジョブズが実践していたとある)。現代に生きるほとんどの人の苦手スキルであろう「人に頼む技術」だが、ビジネスからプライベートまで、日々の生活を充実させていくには必須スキルである。本書では、最新の心理学をもとに豊富な実験例を用いて科学的に「頼む技術」を徹底分析している。内容わかりやすいのでサクっと「人に頼む」コツを学べる。2019/06/14
コージー
31
★★★★★題名どおり「人に頼む」技術が書かれた本。著者はコロンビア大学の心理社会学者。心理学や科学的な実験に裏付けられた手法を紹介している。ビジネス書は本題からよく脱線しがちだが、この本は純粋にテーマにそって最後まで書かれている。私はとにかく人に頼むのが苦手だ。しかし、この本を読んだだけでも、「今からでもできるかも」と思わしめるほどの説得力の高い内容だった。しかも読みやすい。ひさしぶりに線を引きまくったほどの良書。会社や日常生活において、他人に頼むことが苦手で困っている方には強くおすすめしたい。2021/06/13
Apple
25
人に物を頼むには、確かに技術がいるのかもしれません。しかしこの本を読んで、それは必ずしもテクニックのようなものではなく、もっと認知を改めるところから始まるものなんだと思いました。人を助けることは、その人にとって色々利益があるのだと理解し、やってはいけない頼み方をしないようにしたいと思いました。頼まれた時に積極的に助けるようにすることで、自分が誰かに助けを求める時に根拠のない後ろめたさを感じにくくなるのではないかと思いました。専門家へのコンサルテーションとかでもどれくらい当てはまるのか、気になりました。2024/02/02
SHIN
20
それぞれ異なる立場に対して、人に頼む思索のメリットとデメリットが説明されている。仮に、うまく頼めても相手がコントロールされていると感じたなら避ける傾向にある。実践したいのは〝同じ目標に向かっていることを説明・協力をあおぎなから、相手にも有効性を持たせる〟ように働きかけたい。2024/01/29
あつお
20
嫌われない、お願い術。 普通、人に何かを頼むのは躊躇するもの。しかし予想以上にお願いは聞き入れてもらえる。本書の主な内容は、①誤解、②助けを得る4条件、③3つの力。①人はお互いを助けながら生計を立ててきた。誰かの助けになるのに、喜びを感じるもの。②その中でも、「相手に気づかせる」、「助けの必要性を相手に確信させる」、「依頼側が責任を持つ」、「承諾側に余裕がある」の4項目を満たす必要がある。③その上で人を動かすためには「仲間意識」、「自尊心」、「有効性」に注意する。積極的に頼み事をしてみたい。2023/09/15