あなたが知らないあなたの話

阿部 敏郎/雲 黒斎【著】

徳間書店（2018/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 224p／高さ 19cm
• 商品コード 9784198647360
• NDC分類 104
• Cコード C0030

出版社内容情報

『あの世に聞いたこの世の話』の雲黒斎と『いまここ塾』阿部敏郎が解き明かす現実世界、魂レベル、「本当のあなた」がわかる本。いまここ塾主宰の阿部敏郎さんとベストセラー『あの世に聞いた、この世の仕組み』の雲黒斎さんとが、現象界（この世）の潜象界（あの世）双方からみた、「わたし」について解き明かします。
わたしは知っているが、誰かも知っているわたし、わたしは知っているが、誰かは知らないわたし、わたしが知らないが、誰かは知っているわたし、わたしが知らなくて、誰かも知らないわたし。　ほんとうのわたしとは……？

阿部敏郎［アベトシロウ］
著・文・その他

雲黒斎［ウンコクサイ］
著・文・その他

内容説明

いったい「わたし」は何者なのか？そろそろ「自分」を解明してみませんか？目からウロコ脱力系悟りのススメ！

目次

１　未知の章（「未知の自分」はどこにいる？；実体はどこに！？　ほか）
２　唯識の章（「わたし」というフィクション；世界というフィクション　ほか）
３　自我と自由の章（問答５　この社会で生きるために；「役割」という鎖に縛りつけられたわたし　ほか）
４　色と空の章（まかせてごらんＬｅｔ　ｉｔ　ｂｅ；起きることが起きる。それ以外は起きない　ほか）
５　「いまここ」の章（不可知の窓；人生はどこにも向かっていない　ほか）

著者等紹介

阿部敏郎［アベトシロウ］
１９５３年、静岡県生まれ。「いまここ塾」主宰。２０歳でシンガーソングライターとしてデビューし、芸能界で多方面にわたり活躍。３０歳のとき引退。天河神社（奈良県）に奉公した後、方広寺（浜松市）で禅僧と心の学校「いまここ塾」をスタート。２００２年、沖縄に移住。現在は全国での講演、瞑想指導、執筆などを中心に活動している。著書多数

雲黒斎［ウンコクサイ］
１９７３年、北海道生まれ。グラフィックデザイナーを経て札幌の広告代理店に入社。２００４年、セロトニン欠乏による記憶障害をきっかけに、突然の霊的な目覚めを体験。その経験をもとに立ち上げたブログ「あの世に聞いた、この世の仕組み」が大きな話題となり、書籍もベストセラーに。現在は全国各地でのトークライブなどを通じて、ユーモアあふれる人生哲学を発信している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[chie]

「起きることだけが起きる。それ以外は起きない。」当たり前のことなんだけど、深いな～。起きたことを起きたこととして、そのまま受け止める。その覚悟をあきらめというのかもしれない。覚悟ができれば、きっと、自分は何者かなんて考える必要もない。ただ、人として生きるのみ。私には、有難い一冊。

2019/06/13

[hana@マインドサポーター]

平野啓一郎さんの「分人」という考え方を思い出した。 私たちはみんな、関係性の中で生きていて、例えば娘の前では私は母で、弟の前では姉で、職場にいけば特別支援学級の担任であり。だから、純粋な「私」なんて、いないのかな、とも思ってしまった。 それから、「決めつけない、誰も裁かない」という言葉がぐさっと来た。純粋な「私」がいないように、どんな人でも良いところも悪いところもある。悪いところばかり見て、裁こうとするほど、自分が孤立してしまうのかな。

2019/03/17

[noriyorino]

成功も失敗も自分の中で紡ぎ出されたストーリー。ただの解釈。私は生きているんじゃなく、生かされている。言葉で考えることは実在しない。「自」と「他」は一体であり、不可分。自我は固定化された観念、信念が脅かされることを極度に恐れる。この世のすべての存在に実体はない。状態を変化させ続けるという法則の中にすべての存在がある。「いま」という固定されて止まった時間があるのではない。「いま」は常に展開する生き物であり「いのち」そのもの。いまを生きるとはいま目の前のことに対して一切の判断が消えている状態のこと。一期一会。

2019/02/26

[のぶ]

図書館で借りたが、一冊手元に置いておきたいと思いました。時折読み返したくなる本です。

2019/03/23

[hide]

☆☆☆☆☆とらえどころのない本。タイトルにやられました。

2019/01/27