出版社内容情報
天皇の料理番が間近で見た天皇家の食卓と団欒とは。カラー絵と共に記す食と宮中の日々。皇居の料理が家庭で再現できるレシピ付。天皇の料理番として、宮内庁大膳課厨房第二係に勤務し、洋食担当として働いた著者が見てきた、天皇家の食卓とは? 知られざる宮中エピソードに加え、昭和天皇から今上天皇にいたる皇室ご一家の食卓、だんらん、知られざる食にまつわるエピソードを、著者本人があたたかな筆致で描いた絵と文章でまとめた心温まる一冊。著者が実際に供していた宮中レシピも収録。
工藤極[クドウキワム]
著・文・その他
内容説明
天皇陛下の料理人が見た、皇室の食卓とだんらん。家庭で再現できる宮中レシピを収録。
目次
第1章 宮内庁大膳課へようこそ(天皇の料理番の一日;天皇陛下の朝は洋食ではじまる;「大膳用語」でパンは何と呼ぶ? ほか)
第2章 皇室のかたがたとの日々(大膳課デビューは東宮御所の厨房;ジャガイモはまんまるに剥く;皇居の野生タヌキと食材のタヌキ ほか)
第3章 僕の足跡、そしてこれから(学習院と父と僕;「天皇陛下、万歳」ではじまる日;ひとつの部活が続かない性分 ほか)
第4章 天皇家の食卓―天皇家の食卓をご家庭で再現しませんか?(レシピ集)
著者等紹介
工藤極[クドウキワム]
昭和26年(1951)、東京都生まれ。学習院高等科卒業後、フレンチレストラン『代官山小川軒』で修業。天皇の料理番・秋山徳蔵氏の言葉に影響を受けて、1974年から5年間、宮内庁大膳課厨房第二係に奉職。以後、洋食担当として昭和天皇皇后両陛下の日常の食事はもちろん、園遊会、宮中晩餐会の調理をする。退官後は渡仏し、地中海料理『メディティラーネ』で修業する。帰国後、フランス料理店『麻布きゃら亭』(港区西麻布)を開業。その後、数多くのレストランの総支配人、シェフなどを経て、講演や講習でも活躍。現在は東京・江古田にある『ビストロサンジャック』のオーナー・シェフを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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