出版社内容情報
「十五年戦争」も日本の「侵略戦争」もなかった! 満洲事変から盧溝橋事件に至る共産党の工作を浮き彫りにする「日中戦争」秘史中国大陸における泥沼の戦争は、「十五年戦争」でも、日本による「侵略戦争」でもなかった! 満洲国の建国は日本の国防上の理由はあったにせよ、防共の観点から世界の平和に資するものであったことを見逃してはならない。本書は、満洲事変から盧溝橋事件に至る七年間に焦点をあて、中国共産党やコミンテルンが、国民党軍にスパイを送り込み、巧妙な工作を行っていた事実を歴史資料を駆使して浮き上がらせる。近現代史の再考を促す「日中戦争」秘史。
田中秀雄[ニホンハイカニシテチュウゴクトノセンソウニヒキズリコマレタカ]
著・文・その他
内容説明
満洲事変から、西安事件などを経て盧溝橋事件へと続く中国大陸の動乱―その裏側で蠢いていた中国共産党の工作をあぶりだす「日中戦争」秘史。
目次
第1章 満洲事変
第2章 第一次上海事変
第3章 熱河作戦
第4章 つかの間の平穏
第5章 自治とテロの激突
第6章 破局へのカウントダウン
第7章 盧溝橋、暁月の変
著者等紹介
田中秀雄[タナカヒデオ]
1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。日本近現代史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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