出版社内容情報
戦争目前の米国と北朝鮮。だがなぜ開戦しないのか。両国間には核保有の密約が…。史上最大の脅威を迎えた国際社会と日本を斬る!
内容説明
開戦に踏み切れない「暗黙の密約」すべて書く。ワシントン発朝鮮有事の衝撃情報分析!
目次
第1章 米・北朝鮮戦争はいつ始まるか―朝鮮の戦争・フェーズ1
第2章 北朝鮮はソウル壊滅を狙っている―朝鮮の戦争・フェーズ2
第3章 北朝鮮のミサイルが北京を狙う―朝鮮の戦争・フェーズ3
第4章 ホワイトハウスがミサイル攻撃される―朝鮮の戦争・フェーズ4
第5章 トランプの「強いアメリカ」は戦争ができない―朝鮮の戦争・フェーズ5
第6章 日本核装備への圧力が強まる―朝鮮の戦争・フェーズ6
著者等紹介
日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年生まれ。東京大学英文学科卒業後、59年にNHK入局。外信部、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長、米国総局長を歴任後、ハーバード大学客員教授に就任。現在はハドソン研究所首席研究員として、日米関係の将来に関する調査、研究にあたっている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
10
この人の「日本は憲法を改正し、核武装せよ」はもはや定番のテーゼ。「核保有国同士は喧嘩せず」のセオリーどおり、米朝開戦はない、との立場。本書を読んで認識を改めたのは、北朝鮮の核開発は「貧者の恫喝、火遊び」ではない、ということ。今、北は従来後ろ盾と見られてきた中国にも核の照準を合わせた。つまり、米国も中国も北を抑えるすべがない。この閉塞状況を打破できる唯一の鍵を握るのが日本。そして冒頭のテーゼに繋がるわけだが、日本人にその覚悟があるだろうか。 2017/12/09
Masa
0
日高義樹。元NHK米国総局長、ハーバード大客員教授、ハドソン研究所首席研究員。なんか高級な落合信彦みたいでどこまで信用していいのか分からないけど、北朝鮮は思ってる方バカじゃなさそうだ。2019/04/11
カナッパ、ユイッパ
0
(★3.7) タイトルは、本書の内容を表していません。 まあ、出版社が本を売るために目を引くタイトルを付けたのでしょうね。なので新たに発見された密約は1つも書かれていません。 タイトルはいただけませんが、内容はシッカリしています。 多くのメディアが恣意的に感情的に出鱈目な報道をしている中で、本書では朝鮮の問題を中心に東北アジアの混迷している状況が詳しく書かれています。そのうえで「あなたたちは一体この日本をどうしたいのか?」と、問うています。2018/06/26
山河
0
いつものように期待して日高氏の本を読み始めたが期待はずれ。北朝鮮戦争のメインシナリオはアメリカ空軍【地球規模攻撃集団AFGSC】による集中攻撃と世界最強海軍第7艦隊による大規模攻撃。早く遣ってくれ❗バカ将軍を抹殺してくれ❗2018/02/01
-
- 和書
- 国際化時代の教養論