記録を記憶に残したい 大正時代―時空を超えて現代社会に影響を与えた大正ロマン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198645274
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0021

出版社内容情報

大正時代とは明治と昭和をつなぐ15年間ではありません。今の社会の礎を築いた重要な時代であったのです。その真の姿とは――

内容説明

かくも濃密な15年間!ラジオ・女性の社会進出・モダンガール・普通選挙法…現代日本の礎は大正時代にあった!ニッポンが明治より成熟し、昭和より輝いていた時代。大正時代をひも解くと新時代の日本が見えてくる!

目次

第1章 大正15年間が現代社会に与えた影響―時空を超え伝承される古きよき文化(明治天皇崩御と大正時代の幕開けが現代に遺したもの―1912(大正元)年
民衆の声が政治を変えた民主政治の幕開け―1913(大正2)年 ほか)
第2章 現代社会に生き続ける大正ロマン―日本の礎を創造した100年前の世界(「断じて一票も買収せず」という当たり前のスローガン;大正時代に存在していた「天神合一の思想」からわかること ほか)
第3章 関東大震災が現代社会に伝えた教訓―未曾有の震災から復興を遂げた東京の姿(大正時代に起きた未曾有の災害が関東大震災;朝鮮人虐待という悲惨な行為の勃発 ほか)
第4章 新しい時代と日本の元号の歴史―元号を読み解くことで見えてくる日本の姿(元号について最初に研究をしたのは文豪・森鴎外;元号と五経には密接な関係がある ほか)
附録1 大化から平成まで元号の流れをみる
附録2 大正時代の主な出来事―年表

著者等紹介

山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963年長崎県生まれ。博士(中国学)。大東文化大学文学部大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、大東文化大学文学部中国学科准教授。『日本語を作った男 上田万年とその時代』は第29回和辻哲郎文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

12
15年しかなかった大正時代ですけど、けっこういろんなことがあったんですね。大正時代に第一次世界大戦はありましたけど、主にヨーロッパでの戦争だったので、日本で暮らす人たちにとっては平和な毎日という感じだったのでしょうね。でも、この戦争をきっかけにアジア進出を始めた日本は、第二次世界大戦で大敗を喫するわけです。こういう歴史って大事なのに、学校で教わった日本史にはちっとも出てきませんでした。知らないというのは実は怖いこと。大正時代のことを振り返ってみると、今の時代とちょっと似てるような気もします。 2020/11/07

土田愛夏

0
読みやすくてすんなり内容が頭に入る本でした。 2020/11/26

HONEY

0
ちょっと文章が読みにくくて入り込めなかった。 巻末付録の年表はページ調整のためでしょうか?大正とは直接関係ないので無くてもよかったかな!2020/08/01

チタカアオイ

0
【図書館】2018/03/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12560177
  • ご注意事項

最近チェックした商品