出版社内容情報
そうだ、京都に住もう。と思い立って町家暮らし8年。「京都ぎらい」にならず古都を楽しむ「ときどき」移住生活の実践と味わい。
内容説明
京町家をリノベーションして6年。「京都ぎらい」にならずに、ますます京都にはまってしまった。鴨川べりでビールを片手に、ゆるゆる読みたいエッセイです。
目次
第1章 ときどき、暮らして見えてきた(水の都;鴨川とペタンク ほか)
第2章 京都人という生き方は(京都人は『京都ぎらい』が好き;京阪神は仲が悪い ほか)
第3章 ここで良い時間を過ごす(人生に疲れたら冬の動物園へ;京都国立博物館 ほか)
第4章 文化と歴史の底力(文化庁がやってくる;学都としての京都 ほか)
第5章 京都の四季の時の時(中年になると梅が好きになった(一月)
春はたけのこ(三月) ほか)
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
1958年生まれ。北海道旭川市出身。法政大学文学部哲学科卒。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アール・ヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kei
36
客観的で面白かった。看板が景観条例で、シックなのは、著者同様、賛成。やればできるなら、日本国中そうなればよいのにね。2018/07/16
阿部義彦
17
図書館本、2017年徳間書店。京都に古い町家を購入し東京と京都の二重生活をする事となった著者の京都案内の本です。音楽好きの私ですが京都出身のバンド多いですよね!くるり、キセル、Homecoming 、ベランダ、ヤバいTシャツ屋さんetcどれも流行の中心にはならずに我が道を行ってる感じ。学都の京都。それ以外にも、歩道を拡張して歩くのが楽しい街、パンの消費量が日本一、住所が二つ有る、本好きの天国、宅配便は電動自転車や手押し車で大型トラックは見ない、但し自転車だけは怖い、鮎と鱧、卵サンド等、初めて知る事ばかり。2023/10/09
サルビア
14
永江さんの65歳からの京都歩きが良かったので、図書館で検索して、この本があったので借りてみました。北海道出身の永江さんは、東京に住んでいましたが、雑誌の取材で茶道に興味を持ち、家に茶室を作りたいと思って京都の町家を購入し、リノベーションして住み始めてから、東京と京都の二重生活が始まりました。四季を通じた京都の行事など、その歴史と謂われが書かれていて興味深く読みました。私は、京都に住み始めて1年半経ちますが、まだまだ知らないことも多く、参考になりました2018/12/02
あられ
11
仕事でうろうろする辺りに京都の家があるようで、身近に感じられた。知っていること、知らないこと、いろいろ。誠光社さんに行ってみたいのだが、いつになるやら。写真がモノクロ、カラーだったらもっとよかった。今度、表札探してみようかな。。。←そこまで暇ではない。。。2017/11/15
Gaudi
7
何度行っても、京都は楽しいですね。一人旅も良し、誰かと旅をするのも良し。 残念なことは、通りの名前を聞いても、位置関係がすぐに描けないこと。できれば、地図を片手に読むのが良いと思います。2018/08/16