出版社内容情報
こねこたちがあそんでいると、そこへこいぬがやってきて…？ 動物たちのいきいきとした姿が魅力的な絵本です。
内容説明
こねこたちがあそんでいるところへ、こいぬがいっぴきやってきました。「きみもこねこなの？」と、きかれたこいぬは「えっと…そう！」と、こたえます。「いっしょだね。じゃあ、ついてきて！」こいぬはこねこになりきって、ミルクをのんだり、たかいところをはしったり、ネズミをおいかけたり…。コールデコット賞受賞作家キーツが贈る愛らしい絵本。３さい～。
著者等紹介
キーツ，エズラ・ジャック［キーツ，エズラジャック］ ［Ｋｅａｔｓ，Ｅｚｒａ Ｊａｃｋ］
１９１６年、米国ニューヨーク市ブルックリンに生まれる。１９６３年に『ゆきのひ』（偕成社）で、米国で一年間に出版された絵本の中で、最も優れたものに与えられるコールデコット賞を受賞。また、１９７０年に『ピーターのめがね』（偕成社）がコールデコット賞佳作を、『やあ、ねこくん！』（偕成社）がボストングローブ・ホーンブック賞を受賞した。以後、数多くの絵本をてがけ、その作品は世界的に高い評価を得ている。１９８３年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
子ネコの視線を追って裏を見ると、そこに「こねこ」がいます。今家に子猫がいるのでこういう本が大ヒット中。「こうやって走るよね」「こういうことするよね」といちいち確認。描いた人もきちんと調べているんでしょうね。2019/06/20
わむう
36
子猫たちが遊んでいるところに一匹の子犬がやってきます。子猫になりきってミルクを飲んだりネズミを追いかけたり、高いところも平気で走って一緒に遊びますが、子犬のお母さんが迎えに来て、今度また一緒に遊ぶ約束をします。かわいいお話。2021/04/28
♪みどりpiyopiyo♪
33
「きみもこねこなの?」「えっと……そう！」 ■かわいいなぁ♡ 小さい子って、事態がよく分からなくても 仲良くなれるお返事は分かるんだよね ( ' ᵕ ' ) 一緒にミルクを飲んだり、いかにも猫らしい遊びをしたり。■作者のキーツは『ゆきのひ』の人。小さき者を慈しむ眼差し。こんな愛らしい絵も描くんだね。洗練の構図と色遣いは流石です。■動物のちびっこがみんなで遊んでる様子ににっこりし通しでした♡ （1974年）2017/09/17
ほんわか・かめ
32
子猫の中に子犬が混じってひとしきり楽しんだあとの、お別れの言葉がいいな♡無邪気すぎるぅぅ(*´ω｀*)〈2017/徳間書店〉2021/01/30
k sato
27
子猫と子犬に芽生えた友情を描いた絵本です。子犬は子猫に遊んでもらったお礼に、今度は、子犬になって遊ぼうよと約束するのでした。あのショパンの名曲「子犬のワルツ」がすぐに浮かんできました。尻尾を振って、ぼくも仲間にいれてよとじゃれる様子が目に浮かびます。そして、ルロイ・アンダーソンの「ワルツィング・キャット（踊る子猫）」が返しの曲になって聞こえてきました。音楽が物語の世界観を後押ししてくれることになるとは、読むまで全く想像もつきませんでした。絵本の新しい読み方を発見しました。2025/02/24
