出版社内容情報
待ちに待った雨上がり、おじいちゃんと外にでると、あたり一面湖みたい。船をこぎだすと…?雨を楽しむファンタジックな絵本。3・4・5歳向。
内容説明
あさ、めがさめるとあめがふっていた。ぼくはそとにいきたくてたまらない。あめのなかであそびたいんだ。でも、おじいちゃんは、あめがやむのをまとうっていう。ようやくあめがやむと…?雨を楽しむ気持ちをていねいに描く、ファンタジックなわくわくする絵本。5さい~
著者等紹介
アッシャー,サム[アッシャー,サム] [Usher,Sam]
英国で活躍するイラストレーター。ウェスト・イングランド大学でイラストレーションを学ぶ。2008年卒業。初めての絵本『Have You Seen Sassoon?』がケイト・グリーナウェイ賞、ウォーターストーン図書賞、子どもが投票するレッドハウス児童図書賞にのノミネートされた。絵本やさし絵の仕事で幅広く活躍
吉上恭太[ヨシガミキョウタ]
1957年東京に生まれる。週刊誌・児童書の編集者を経て、翻訳、小説の執筆など、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
156
表紙の雨粒、窓を打つ雨、雨の描写がとても好き。穏やかな室内のページを捲ると路面を叩く雨音が聞こえてきそう。そして雨上がり。水たまりに映る景色が爽やか。だんだんファンタジーの世界に誘われて賑やかな一時を過ごすおじいちゃんと孫。帰ってからの熱いココアがまた沁みました。2020/05/21
seacalf
112
雨の質感がとってもリアル。とりわけ水面に映る姿が美しくて思わず「ほう」と声が出てしまうくらい。手持ち無沙汰にしている男の子に注目しがちだけれど、文面についてあれこれ悩んだり興に乗って万年筆を走らせたり、よく見ると細かく描かれているおじいちゃんの様子に注目して読み直すと面白い。雨が止んで外に繰り出すところからは『ファビアンのふしぎなおまつり』を思い出させる展開。雨上がりのまぶしい空を見たら、たまにはこれくらい浮かれたっていいのかもしれない。2021/05/01
ゆみきーにゃ
97
雨の一日にピッタリな本。子どもって雨が降っていてもお外で遊びたがりますよね。雨の日でしか体験できないこともあるんだね。2020/10/17
紫 綺
78
あめが上がればお楽しみ♪おじいちゃんとふたり舟にのり、水たまりの海にくり出すぞ~(⌒0⌒)/2019/04/28
p.ntsk
77
雨の日の情景や外に出て遊びたい男の子の様子がよく描かれていました。ファンタジックなラスト。こんな雨の日なら外に出て遊んでみたいです。 2019/04/16