今や世界5位「移民受け入れ大国」日本の末路―「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する

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今や世界5位「移民受け入れ大国」日本の末路―「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198644048
  • NDC分類 334.41
  • Cコード C0036

出版社内容情報

トランプの移民排斥は決して差別や排外主義ではない! 日本で行われている亡国の外国人優遇策の実態を暴き、警告を鳴らす!

内容説明

著者が2014年に『移民亡国論』を発表して以来、世界では移民問題が大噴出、英国のEU離脱やトランプ大統領の誕生を招くなど、その警告はことごとく的中した。だが、移民政策の危険性に極めて鈍感な国がある。それが日本だ。すでに日本はドイツ、米国、英国、韓国に次ぐ世界第5位の移民受け入れ大国となっている。これから日本に起こる経済、社会、外交、民族的な大混乱を予測し、いかに対処すべきかを問う。

目次

プロローグ 国境を取り戻す動きが、世界中で加速している
第1章 日本国民の安全・自由を奪い取る移民受け入れ
第2章 移民政策が日本の安全保障を破壊する
第3章 砂上の楼閣で終わる移民大国JAPAN
第4章 世界中で壁にぶつかるグローバリズムという病
第5章 日本を破滅に導くウソだらけの経済理論
第6章 日本国がめざすべき絶対的に正しい、たった一つの道

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
経世論研究所・所長。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び、2007年に『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出し続けている。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPの理論的支柱として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

25
①移民受け入れ②安全な国家③国民の自由 ①②③のうち2つまでしか実現できない。これが「移民政策のトリレンマ」である。本書では、「明るい北朝鮮ことシンガポール(多民族共生のため国民の自由をあきらめた)」「自国の法律では制限できない移民流入の弊害がテロという形で噴出したフランス(非常事態宣言の常態化にて、国民の自由と安全な国家の双方が侵犯されている)」「意外な肥満体国メキシコ(NAFTAにより国家の安全が侵食)」などを例に挙げて移民政策のトリレンマを解説。その上で日本で進行する移民政策に警鐘を鳴らしている。2017/10/21

mazda

18
どこから圧力がかかっているのかわかりませんが、在日韓国朝鮮人の犯罪件数が報道されることはほとんどありません。しかし、外国人犯罪の半数は、彼らが引き起こしています。生活保護などの社会保障費もかかっていますが、それでも移民受け入れを容認するのでしょうか?少子高齢だから、労働力が少ないから、賃金を安くできるから移民受け入れ賛成、という人たちは、20年後の日本を想像できますか?移民比率が15%のスウェーデンは、すでに犯罪大国です。全ては正しい民意にかかっています。2019/12/08

出世八五郎

18
納得できる移民受入の弊害を述べているが、移民自体について具体的に述べてるのは序盤のみで、以降は移民を受入れなくていい経済政策的理由を述べている。高度経済成長時代、西側諸国が人手不足を理由に移民受入を開始したがボロボロとなった。日本は冷戦真っ只中であり移民受入不可能であり生産性向上で経済成長を達成した。今現在も生産性向上させるだけで移民は必要ない。移民受入は日本国民の所得を上げない。詳細な記述はないが、面白いと思ったのは、高度経済成長時代の方が転職が多かったという。2017/07/26

やす

10
「トリレンマ」の単語が何度出てきたか分からない。3年前の「移民亡国論」も読んだがそれ以上に深刻な状況になっている。是非皆さんに読んでほしい。備忘録:欧州と同じペースで外国人労働者が増える日本・「移民受け入れ」「安全国家」「国民の自由」は2つしか同時に成り立たない・日本語が外国人との競争から国民を守っている(運送業など)・国家戦略特区に外国人メイドを盛り込むことでほくそ笑む竹中・一度却下されても何度も申請できる日本のおかしな難民認定制度・人手不足・高齢化だからこそ外国人に頼る前にやれることが沢山ある。2017/06/19

スウィーニー校長

9
★★★★★ 移民の受入、国民の自由、安全な国家、この3つは同時に成立できない(トリレンマ)。 国民の自由を犠牲にした移民国家がシンガポール。 安全な国家を犠牲にした移民国家がEU。 グローバリゼーション、国家主権、民主主義もトリレンマ。民主主義ではないグローバル国が中国。国家主権を失ったグローバル国がEU。 トリレンマの成立を前提にすると、日本が捨てるべきなのは、移民受入れと、グローバリゼーションだろう。 安易な移民受け入れではなく、生産性向上で少子化を乗り切るべき。 2018/04/18

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