出版社内容情報
天国にいった犬が、飼い主の男の子にあげた贈り物とは……? ペットをなくした子どもたちに贈る、心に響く絵本です。犬のデイジーは、飼い主の男の子アーサーといつもいっしょでした。おばあさんになったデイジーが、ある朝目をさますと、雲の上の天国にいました。天国は美しいところで、友だちと元気いっぱい走りまわることができます。けれども、下の世界を見てみると、アーサーが「デイジーに会いたい」と言って泣いていました。そこで……? 天国にいった犬が、男の子の悲しみを癒そうとする姿をあたたかく描きます。英国の人気絵本作家が贈る、心に響く絵本です。
エマ・チチェスター・クラーク[エマチチェスタークラーク]
イギリス生まれ。チェルシー美術学校と、王立美術大学で絵を学び、1983年から雑誌や本のイラストや装丁の仕事を始める。1988年にマザーグース賞を受賞。絵本に「ブルーカンガルー」シリーズ、「メルローズとクロック」シリーズ(いずれも評論社)、『がんばったね、ちびくまくん』『ちびくまくん、おにいちゃんになる』(共に徳間書店)などがある。現在はロンドン西部で、夫と犬と一緒に暮らしている。
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる。創作に『3じのおちゃにきてください』(福音館書店)、翻訳に『犬のことばが聞こえたら』『ワニくんとパーティーにいったんだ』(共に徳間書店)、『はがぬけたらどうするの?』(フレーベル館)、『月は、ぼくの友だち』(評論社)、『3びきのかわいいオオカミ』「ダイドーの冒険」シリーズ(いすれも冨山房)など多数。
内容説明
いぬのデイジーはとしをとり、あるあさめをさますと、くものうえのてんごくにいました。てんごくはうつくしいところで、たくさんのともだちとむかしのようにげんきいっぱいはしりまわることができます。けれどもしたのせかいをみてみると、かいぬしだったおとこのこ、アーサーが「デイジーにあいたい」といってないているすがたがみえました。そこでデイジーは…?天国に行った犬が、飼い主の男の子の悲しみを癒そうとする姿を温かく描いた、心に響く絵本です。5さい~
著者等紹介
クラーク,エマ・チチェスター[クラーク,エマチチェスター] [Clark,Emma Chichester]
英国生まれ。チェルシー美術学校と、王立美術大学で絵を学び、1983年から雑誌や本のイラストや装丁の仕事を始める。1988年にマザーグース賞を受賞。現在はロンドン西部で、夫と犬と一緒に暮らしている
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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