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なかないで、アーサー―てんごくにいったいぬのおはなし

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784198643300
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

天国にいった犬が、飼い主の男の子にあげた贈り物とは……? ペットをなくした子どもたちに贈る、心に響く絵本です。犬のデイジーは、飼い主の男の子アーサーといつもいっしょでした。おばあさんになったデイジーが、ある朝目をさますと、雲の上の天国にいました。天国は美しいところで、友だちと元気いっぱい走りまわることができます。けれども、下の世界を見てみると、アーサーが「デイジーに会いたい」と言って泣いていました。そこで……? 天国にいった犬が、男の子の悲しみを癒そうとする姿をあたたかく描きます。英国の人気絵本作家が贈る、心に響く絵本です。

エマ・チチェスター・クラーク[エマチチェスタークラーク]
イギリス生まれ。チェルシー美術学校と、王立美術大学で絵を学び、1983年から雑誌や本のイラストや装丁の仕事を始める。1988年にマザーグース賞を受賞。絵本に「ブルーカンガルー」シリーズ、「メルローズとクロック」シリーズ(いずれも評論社)、『がんばったね、ちびくまくん』『ちびくまくん、おにいちゃんになる』(共に徳間書店)などがある。現在はロンドン西部で、夫と犬と一緒に暮らしている。

こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる。創作に『3じのおちゃにきてください』(福音館書店)、翻訳に『犬のことばが聞こえたら』『ワニくんとパーティーにいったんだ』(共に徳間書店)、『はがぬけたらどうするの?』(フレーベル館)、『月は、ぼくの友だち』(評論社)、『3びきのかわいいオオカミ』「ダイドーの冒険」シリーズ(いすれも冨山房)など多数。

内容説明

いぬのデイジーはとしをとり、あるあさめをさますと、くものうえのてんごくにいました。てんごくはうつくしいところで、たくさんのともだちとむかしのようにげんきいっぱいはしりまわることができます。けれどもしたのせかいをみてみると、かいぬしだったおとこのこ、アーサーが「デイジーにあいたい」といってないているすがたがみえました。そこでデイジーは…?天国に行った犬が、飼い主の男の子の悲しみを癒そうとする姿を温かく描いた、心に響く絵本です。5さい~

著者等紹介

クラーク,エマ・チチェスター[クラーク,エマチチェスター] [Clark,Emma Chichester]
英国生まれ。チェルシー美術学校と、王立美術大学で絵を学び、1983年から雑誌や本のイラストや装丁の仕事を始める。1988年にマザーグース賞を受賞。現在はロンドン西部で、夫と犬と一緒に暮らしている

こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryo

12
図書館。確かに飼ってた子を亡くしたらすぐ次の子を飼う人もいますし私も昔はそう思ってたけど、実際にミヤを亡くしたらそんなすぐは飼えないと思った。次を与えたらいいという発想は子供だましというか、子供でも納得しない子はしないだろう。亡くしたばかりでペットロスに苦しむ人には受け入れられない内容だと思う。でも空から見守ってくれてるこら悲しんでばかりでは心配させちゃうというところや夢に出てきてくれるところはいいなぁと思った。ミヤももっと出てきて欲しい。2019/12/07

海(カイ)

11
【図書館・新刊の棚】ペットが亡くなるのは、悲しい。アーサーは、犬のデイジーが亡くなってから元気がありません。アーサーに笑っていてほしいデイジーは、夢に現れます。それでも会えないことが悲しいアーサー。そこで、デイジーは……。心温まるお話でした。2017/01/27

かち

10
◆こんなふうに安らかに 虹の橋をわたって、楽しい場所にいてくれるなら‥‥と思うけど、やっぱり会いたいと思うしあの子でないとと考えるよね。それを、優しく見守るお空のデイジー。友達に相談したり、アーサーに夢を見せたり‥‥やさしいお話なのに、泣けます。みんながみんなおもいあっている所が素敵 ‥‥ 2019/04/05

ochatomo

3
イギリスの絵本 原題“Up in heaven” 飼い主より先に逝く寿命の動物は年取った思慮もあり飼い主のことを心配するのだろうと思えた 天国の様子に心安らか 元本2003年 2017刊2018/04/05

花桃

2
とても良いお話。沢山の子供にも、大人にも読んでもらいたいです。私も悲しくなったり、寂しくなったり、会いたくなったら読み返します。何回も、何回も。そしておばあちゃんになっても・・・2019/11/19

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