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出版社内容情報
1870年から1920年に、子供たちによって書かれた、サンタクロースへの手紙のアンソロジー。心がほんわか温かくなる1冊。1870年から1920年に、新聞社に集められた、子供たちによって書かれた、サンタクロースへの手紙のアンソロジー。当時の時代背景や子供へのギフトのトレンドを垣間見ながら、くすっと笑ったり、ほんわか心が温まったり・・・。大人も子供も楽しめる、すてきな1冊。ギフト感あふれるお洒落な装丁で、クリスマスプレゼントとしてもぴったりです。
カヒミ カリィ[カヒミカリィ]
ミュージシャン。現在は、夫でタップザンダーの熊谷和徳氏と7歳の娘さんと一緒に、ニューヨーク・ブルックリン在住。
J.ハーモン・フラッグストーン[ジェイハーモンフラッグストーン]
系統学者。テキサス州ヒューストン在住。
メアリー・ハレル=セスニアック[メアリーハレルセスニアック]
内容説明
1870年から1920年までに子どもたちが書いたクリスマスの手紙と欲しい物リスト。
目次
序章 サンタクロースの起源
子どもたちからの手紙(1870年から1879年まで;1880年から1889年まで;1890年から1899年まで;1900年から1909年まで;1910年から1920年まで)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sssakura
34
大好きなカヒミカリィさんが翻訳(手紙のみ)されたということで、手に取りました。世界の情勢や家庭の状況で、欲しいものの切実さが違い、プレゼントを受け取っていますようにと願わずにはいられないものもありました。サンタさんの進入経路を心配したり、正直に悪い子申請したりと可愛い手紙も良かったけれど、私達はとても幸せだから同封した50セントをプレゼントの足しにして下さいという手紙と、戦地の子供や兵士を気遣う手紙が印象に残りました。優しい心に触れて、素敵なプレゼントをもらった気分です。2016/12/25
チロル
12
図書館本。(替歌→)「もう、いくつ寝るとー クリスマスー🎄」さて、よいこの皆さんは、サンタさんにお手紙を書きましたか? 本書は1870~1920年まで(今から100~150年前)の子どもたちが、サンタクロースへプレゼントのお願いや、労いの言葉をかけていたりしています。これは、当時 郵便局に送られてきたサンタクロース宛の手紙を、処分に困り新聞社に届け、新聞に活字に直し掲載された実際の文面らしいです(本書 英文無し、日本語訳のみ)。わたしも当時、サンタさんに手紙を書いたなぁ🎅 欲しいものとは違ったけど💧2020/12/16
スイ
7
1870年から1920年まで、子供達がサンタクロースに送った手紙を集めたもの。 現代のサンタクロースがどうやって生まれたかという前置きも、10年ごとの時代背景解説も丁寧で興味深い。 子供達の手紙はたいてい微笑ましかったり吹き出したりするようなものなのだけど、時折胸を打たれるものもある。 それにしても、これだけの手紙が保管されていることに驚く。 そこに一番、クリスマスストーリーらしい愛情を感じるなぁ。2017/11/28
のり
3
子どもたちから届いたサンタ宛ての手紙。処分に困った郵便配達員たちが新聞社へ届け、そのまま新聞に掲載されたもの。欲しいものをたくさん書いてあるもの、サンタクロースが家にたどり着けるか心配で家の場所を詳しく書いたものが多くあるなかで、働く親を心配する手紙、可哀想な子どもたちへのプレゼントを買う時の足しにしてほしいと50セントが入っていたものが印象的。当時のおもちゃの解説があるのがいい。2016/12/23
CSA
2
なんともかわいらしい、健気な(たまに欲張りな)子どもたち全集。2022/04/05
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