関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行―オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの４０日間

関口 知宏【著】

徳間書店（2016/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 157p／高さ 15X22cm
• 商品コード 9784198642549
• NDC分類 293.09
• Cコード C0026

出版社内容情報

ゆっくりと、列車は走る――。関口知宏がヨーロッパ４カ国で出会った人や風景を、感じたことを絵日記と写真で振り返る。8年ぶりに再開された関口知宏の鉄道旅シリーズ。2015年、オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの4カ国の鉄道を巡った。車窓を横切る美しい風景、人々との出会い。関口の飾らない人柄が映し出される人気番組を書籍化。道中で、関口が肌で感じたことや歴史から学んだこと、あらゆる視点から旅した国々を振り返る。ほか、鉄道情報基礎データなど、旅の魅力を実感できる全ページオールカラー版。もちろん、恒例の絵日記も多数収録!!

関口知宏［セキグチトモヒロ］
1972年、7月1日、東京生まれ。かに座、A型。立教大学経済学部経済学科卒業。96年にフジテレビ「MMR未確認飛行物体」で俳優デビュー。NHK番組『列島縦断　鉄道12，000km　最長片道切符の旅』『関口知宏の中国鉄道大紀行』などで脚光を浴びる。『関口知宏の中国鉄道大紀行???』（徳間書店）など著書多数。

内容説明

２００４年、「列島縦断鉄道１２０００キロの旅～最長片道切符でゆく４２日間～」でスタートを切った、旅人・関口知宏の鉄道旅シリーズ。日本国内からヨーロッパまでを網羅した同シリーズが、２０１５年、８年ぶりに再開した。そこで向かったのは、オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコといった国々…。それぞれ１０日間の旅はどのように進んでいったのか？また、８年ぶりの旅を通じて、関口知宏の胸には何が去来したのか？美しい絵日記とともに振り返る、旅の記憶―。

目次

オランダの旅
ベルギーの旅
オーストリアの旅
チェコの旅
オランダ・ベルギー・オーストリア・チェコ鉄道基礎データ集
旅のスナップショット

著者等紹介

関口知宏［セキグチトモヒロ］
１９７２年７月１日、東京生まれ。立教大学経済学部経済学科卒業。大学卒業後の９６年にフジテレビ「ＭＭＲ　未確認飛行物体」で俳優デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶんこ]

前に読んだ日本縦断よりは面白かったです。ベルギーの人の考え方として「自国が幸せでも隣国が不幸なら必ず揉め事が起きる」との言葉が心に響きました。確かに。日本の隣国たちが幸せになって欲しい。関口さんは海外旅行、そして旅が苦手だとか。そういう人が1ヶ月に渡る海外長旅、しかも殆ど休みがなく移動しっぱなしというのは辛いでしょう。何故この人をえらんだのか？観て読むとよく分かります。人怖じしない。常に平常心。そして鋭い観察力。絵や音楽、文学と多才です。この本で打ち止めにしようと思ってましたが、次も読みたくなりました。

2017/04/02

[Ｋｅｉ]

番組のファン。都心の良家の子女感が健全に発揮され、好感がもてます。お坊ちゃまは、アッポウではなく、良識があり、極めて普通の対応をとられるのです。一茂君のようだ。（笑）これからも、番組、本を愛好し続けます！

2017/03/24

[にゃんた]

イタリアよりも先にこちらの本が出ていた。オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコを巡る40日。あたりまえだけど、ヨーロッパは陸続きでいろんな国が隣接していると実感する。それぞれの国でのイラストやそれに添えられた言葉、旅の終わりにまとめられている感想が、なるほどとおもわされることばかり。それぞれの国の特性をよく見ているなあと。自分もその地を踏んだことのある国は嬉々として読んだ。やっぱり旅がしたくなる本。

2017/11/24

[獺祭魚の食客@鯨鯢]

本日、横浜市内の書店でサイン会があり、購入した本にサインをもらいました。身長が高く183cmあるそうです。握手したでは世界中を旅しているとは思えないほど柔らかく、芸術家肌の空気を感じました。次なる旅の旅行記も楽しみです。

2017/06/17

[冴子]

2015年に関口さんが行ったオランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの鉄道旅。絵も楽しいし、関口さんが鉄道の中で知り合った人々を通じてその国の気質を考察するのも面白い。島国と違って必ず隣国と地続きだから、大いに影響を受けやすい。幸せは必ず隣人と、という優しい気持ちがいいなぁ。オランダ、ベルギー旅行の予習を兼ねたけれど、今回は鉄道には乗らないのがちょっと残念。地下鉄かトラムには乗ってきたいな。番組の再放送をまたみたい。

2023/09/26