出版社内容情報
2017年は分裂・混乱・長期停滞の時代。じっと我慢の時である<第1章 EU終わりの始まり>英国離脱でパワーを失うEUは離脱競争が起こる。欧州混乱を喜ぶプーチン。<第2章 不気味なシティの動き>表向きは残留、本音は離脱に万歳のシティの本音。<第3章 加速する英中接近は日本の迷惑>英国はEUとの貿易代替に中国と接近。没落組の連帯は日本に厄災をもたらす。<第4章 ウオールストリートはこう見る>世界全面株安に突入。マイナス金利はこうすればしのげる。動乱こそマネタリストの出番。
大竹愼一[オオタケシンイチ]
米国在住。日・米・欧で30年以上第一線で活躍する辣腕ファンドマネジャー。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、ドイツのケルン大学、イギリスLSEに留学。野村総合研究所研究員、ロンドンのチェース・インヴェスターズ、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを得て独立。欧米ファンドのグローバル株部門でトップクオーターを続ける成績をあげる。これまで訪問した日米の会社は1500社を超え、その徹底した独自の取材力と現場主には定評がある。著書に『おカネの法則』『世界金融恐慌序曲』他多数あり。
内容説明
EU離脱後のロンドン・シティの戦略は表向き残留支持、ホンネは離脱万歳!イギリスの離脱でパワーを失うEU。密かにほくそ笑むプーチン。加速するイギリス・中国接近が日本に与える影響を読み解く。
目次
第1章 階級闘争を招いた鈍感で腹黒いトップリーダーたち
第2章 存亡の危機にあるロンドン・シティ
第3章 移民問題を考察する
第4章 銀行は本当に必要なのか?
第5章 戦争をせずにすべての人がある程度幸福でいられる唯一の方法
第6章 大竹愼一と加藤鉱の問答集
著者等紹介
大竹愼一[オオタケシンイチ]
米国在住。日・米・欧で30年以上第一線で活躍する辣腕ファンドマネジャー。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、ドイツ・ケルン大学、イギリスLSEに留学。野村総合研究所研究員、ロンドンのチェース・マンハッタン、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを経て独立。欧米ファンドのグローバル株部門でトップクォーターを続ける成績をあげる。これまで訪問した日米の会社は1500社を超え、その徹底した独自の取材力と現場主義には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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