日本「新」社会主義宣言―「構造改革」をやめれば再び高度経済成長がもたらされる

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日本「新」社会主義宣言―「構造改革」をやめれば再び高度経済成長がもたらされる

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198640224
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0036

出版社内容情報

高度経済成長期の日本は「世界で最も成功した社会主義国家」――
「脱構造改革」こそ「黄金の四半世紀」復活への道だ!

高度経済成長期の我が国は「世界で最も成功した社会主義国家」と呼ばれていた――
デフレ化した日本で次々実行される「デフレ化政策」。疲弊する国民経済復活ためには「規制緩和」でも「緊縮財政」でもなく統制型経済への回帰が必要である。
本書では経済を知らない人に向け、分量を割いて教科書のように経済問題を詳説。その上で、正しい経済政策の構築を試みた。
「脱・構造改革」こそが「黄金の四半世紀」復活への道だ!

【著者紹介】
中小企業診断士、経済評論家、作家。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び07年「本当はヤバイ!韓国経済」を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出し続けている。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPのリーダー的論客として注目されている。著書に「いつまでも経済がわからない日本人」「グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本」「移民亡国論」「2015年暴走する世界経済と日本の運命」「超技術革命で世界最強となる日本」(以上徳間書店)「黄金の拘束衣を着た首相」(飛鳥新社)「メディアの大罪」(PHP研究所)。中野剛志氏との共著で「売国奴に告ぐ!」(徳間書店)など多数。

内容説明

消費税増税、実質賃金4年連続マイナス、「マイナス金利」導入…相次ぐ経済失政で、日本史上最も個人消費を減らした総理大臣、それは安倍晋三だ!国民経済を貧しくする「新自由主義」に対抗できるのは「新社会主義」だけだ。

目次

第1章 「金融政策」ではデフレは脱却できない
第2章 「新」社会主義宣言で日本は再び成長する
第3章 「構造改革」主義者たちがこの国をだめにした
第4章 「グローバリズム」がもたらした「絶対零度の世界」
第5章 「豊かさ」とはなにか
第6章 TPPは帝国主義のシステム
終章 日本国繁栄への道

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
中小企業診断士、経済評論家、作家。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び、2007年に「本当はヤバイ!韓国経済」(彩図社)を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出し続けている。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPのリーダー的論客として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

13
アベノミクスが完璧に実行されていないという著者の指摘はその通りだと思う。新三本の矢以前に金融政策のみしか正常に機能していなく、残りは緊縮財政と構造改革と称される必要以上の自由化である。金融政策により雇用は改善しているが、非正規制度の瑕疵が続く限り、機会あれば貯蓄をするだろうし、高齢者も年金制度がもたなそうだと思い、実際に受給額が減り続ければ、貯めた資産を消費することはないだろう。不道徳な企業は、即戦力の人材を求め、それも食いつぶし、果てはタックスヘイブンを利用して税をまともに払わない。 2016/04/08

hk

10
国家安全保障に大きく寄与する産業や公共的な色彩が強い産業。たとえば電力、エネルギー、医療そして農業を市場の原理にさらすのは危険極まりない。これには大きく分けて二つの理由がある。一つ目の理由は、政府が市場から撤退し民間企業同士を過当競争させてしまうと、利潤を最大化するために激しいコストの削減競争がおこり、過疎地などの営利的に間尺のあわない地域が真っ先に切り捨てられてしまうからだ。こうして公共的サービスをうけられなくなった地域では生活がままならなくなり、東京一極集中をエスカレートさせることとなる。これは自然災2016/08/01

ケイ

9
これまでの著者の本を読んでいる人は、スッと頭に入ってくる内容と言えるでしょう。目新しかったのは、日本の生産コストが既に中国以下ということでした。そして、行き過ぎたグローバリズムは止めなければいけないことを毎度思わせてくれます。2016/03/27

やす

2
安定の三橋理論。以前から著者の本を読んでれば理解できる内容。(反グローバリズム、金融政策の限界・・・etc.)ただこの本はタイトルがよろしくない。2016/05/23

jack

2
三橋先生は、同じ事は繰り返していない。この本で、漸く理解できた。国民を尊ぶ、官僚に期待したい。☆5.02016/03/24

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