出版社内容情報
得体の知れない不敵な中年男ユウヤ。冷酷無比の残虐性。正一は彼と北海道を目指す。際限なき殺戮と愛。冒険ハードボイルド傑作
今朝も建築現場に向かう正一。肉体を酷使する日々は際限がなかった。だが風采のあがらない中年男の出現で状況は一変する。繁みで女をレイプしていた彼の名はユウヤ。悪びれるでもなく車の運転を頼んできた。強引に押し切られてふたりははるか北海道に向かう。その先々でなぜか命を狙われる羽目に。冷静に返り討ちにするユウヤ。常軌を逸した残虐性に正一は絶句する。この男がすべての原因だ、そして殺人を愉しんでいる――。いったい何者なのか?
【著者紹介】
1967年山形県生まれ。高校卒業後、自衛隊入隊。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業。『焔火』で小説現代長編新人賞を受賞し、小説家デビュー。著書に『旅のおわりは』『光る牙』『オロマップ』『真夏のバディ』。
内容説明
今朝も建築現場に向かう正一。肉体を酷使する日々は際限がなかった。だが風采のあがらない中年男の出現で状況は一変する。繁みで女をレイプしていた彼の名はユウヤ。悪びれるでもなく車の運転を頼んできた。強引に押し切られてふたりははるか北海道に向かう。その先々でなぜか命を狙われる羽目に。冷静に返り討ちにするユウヤ。常軌を逸した残虐性に正一は絶句する。この男がすべての原因だ、そして殺人を愉しんでいる―。いったい何者なのか?殺戮と憎悪の物語。
著者等紹介
吉村龍一[ヨシムラリュウイチ]
1967年山形県生まれ。高校卒業後、自衛隊入隊。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業。2011年に『焔火』で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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