成功する人は、２時間しか働かない―結果を出すための脳と身体のピークのつくり方

デイヴィス，ジョシュ【著】〈Ｄａｖｉｓ，Ｊｏｓｈ〉/西川 美樹【訳】

徳間書店（2015/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 244p／高さ 19cm
• 商品コード 9784198639624
• NDC分類 336.2
• Cコード C0030

出版社内容情報

何をやっても仕事が楽にならなかった人にこそ、手に取ってもらいたい１冊。あなたにとっての「奇跡の２時間」を身につけよう！

現代人の多くは仕事に追いまくられ、やるべきことの多さに押しつぶされそうになっている。おまけにそれを解消しようとして、ひたすら効率性を追求してはみるものの、事態は一向に改善されない。実は、結果を安定的に出すためには、自分にとって「ベストな２時間」をつくることが大切だった！本書は、コロンビア流の最新脳科学と心理学で、今日からできる「ベストな２時間」をつくる５つの方法をわかりやすく紹介！　全米話題の書、ついに邦訳！

【著者紹介】
コロンビア大学で社会心理学の博士号を取得。神経科学及び心理学に基づくリーダーシップを研究する国際的機関である「ニューロリーダーシップ・インスティテュート」の研究委員長。コロンビア大学のバーナードカレッジ教員、大学で感情と自己制御を教えている。ニューヨークのNLPセンターではトレーニングスタッフとしてスピーチ力や目標達成技術に関する特別コースを担当。脳科学を利用した目標達成術のスペシャリスト。

内容説明

コロンビア大学で教える最新脳科学と心理学で、パフォーマンスを最大限に上げる方法。

目次

はじめに　最高の結果を生み出す脳と心には理由がある
１　決断の瞬間を見きわめる
２　心のエネルギーを上手に使う
３　無理に集中しようとしない
４　心と身体のつながりを利用する
５　仕事のできる環境をつくる
まとめ　結果を出す人は最高の２時間のつくり方を知っている

著者等紹介

デイヴィス，ジョシュ［デイヴィス，ジョシュ］ ［Ｄａｖｉｓ，Ｊｏｓｈ］
コロンビア大学で社会心理学の博士号を取得。神経科学及び心理学に基づくリーダーシップを研究する国際的機関である「ニューロリーダーシップ・インスティテュート」の研究委員長。コロンビア大学で感情と自己制御を教えている。ニューヨークのＮＬＰセンターではトレーニングスタッフとしてスピーチ力や目標達成技術に関する特別コースを担当

西川美樹［ニシカワミキ］
東京女子大学英米文学科卒。外資系製薬会社（現グラクソ・スミスクライン）の社内翻訳者を経て、フリーランスの実務・出版翻訳者となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[morinokazedayori]

★★人は機械ではないので、常に効率的に働けるわけではない。優先順位を決め、コンディションや環境を整え、最高に創造的な二時間を毎日確保してそこで重要なタスクをこなせば、成功できるという。そのためのノウハウが書かれている。目新しくはないが、当たり前なのになかなか実行できないことが書かれていて、基本の重要さを再確認した。

2020/12/14

[anco]

脳と心が働く最高の２時間の作り方。決断の瞬間を大切に、心のエネルギーを無駄遣いしない、無理に集中しようとしない、心と体のつながり、環境を整える。快適なルーチンに流されない。さっさと終わらせたがる決断の瞬間はチャンスである。自制心を消耗させないためにも、休憩時間にテレビニュースやウェブサイトを見るべきではない。心をただよわせる、脱線はしない。マインドフルな状態。心に影響をもたらす身体。運動、食事にも気を使う。仕事のできる環境づくり。雑音を消す、証明は明るく。創造性が必要な場合は例外、背景雑音、少し暗く。

2016/01/08

[ceskepivo]

分かりやすくまとまっている。脳が最高のパフォーマンスを発揮するためには工夫が必要。決断の瞬間を見極める。人には一日に決断できる量的限界があるのだ。重要な仕事の前には精神的な疲労を軽くする。脳は気を散らすように配線されているので、気が散る要素を事前に取り除く。ちょっとした運動や水分の補給で集中力を高められる。そして整理整頓。

2015/08/02

[アリョーシャ]

この本の最も優れている点は、書かれている内容が実験を伴う研究成果に裏付けられているという点だろう。いわゆる自己啓発本の中には、華やかな言葉で飾られていても、著者の個人的な経験にだけ依拠した内容の物が少なくない。本書は、書きぶりこそ地味だが、参考文献を明示した上で主張していて、何らかの根拠があって語っていることが分かるのが良い。タイトルや文体の軽さと中身の地味さがマッチしていないのと、「戦略３」までがとにかく冗長であるのが難点だ。著者には、どうせならもっと学術的な形式の本を出して欲しい。

2015/11/25

[chippy]

日々、職場で最適なタイムマネジメントで最高のパフォーマンスを発揮するためのヒントを紹介。人間は忘れる生き物で、生きていくために気が散るように作られているのだから、集中し続けるのは不可能。決断の瞬間を見極め、気が散る要素を事前に取り除けるように工夫しなくてはならない。それはちょっとした運動や水分補給だったり整理整頓だったりする。小さなことをキチンと。

2015/09/09