出版社内容情報
海の底には、富士山よりも高い山が沈んでいる!? 「水」を切り口に日本の地形をさぐる、シリーズ第一弾。
まわりを海にかこまれ、たくさんの島々からなる国、日本。陸地の地形は、わたしたちもふだん目にすることができます。では、海におおわれた海底の地形は、いったいどうなっているのでしょう? 海底は、実は、平らなどではありません。富士山よりもはるかに高い山や、エベレストの高さよりも深い谷など、おどろくような地形が、海の下にはかくれているのです。世界最大規模の地図データを駆使して、「水」を切り口に日本の地形をさぐるシリーズ第1巻。
【著者紹介】
日本大学大学院理工学研究科地理学単位取得満期退学。理学修士。日本大学薬学部講師。航海用海図を利用して図歴調査・図的表現、図式の変化などに関する研究をしている。日本地理学会、日本地図学会所属。児童向けの「海図教室」の講師を歴任。
内容説明
まわりを海にかこまれ、たくさんの島々からなる国、日本。海水におおわれた海底の地形は、いったいどうなっているのでしょう?海水の下には、富士山よりもはるかに高い山や、エベレストがすっぽり入るくらい深い谷など、おどろくような地形がかくれているのです。日本海溝から東京湾まで、日本の海底地形にせまります。「水のある場所」に注目して、世界最大規模の地図データを駆使し、ビジュアルにわかりやすく地形を解説するシリーズ第1弾。小学校中・高学年~。
目次
第1章 海の中を探る(地球のでこぼこはどうしてできる?;長さ3850kmの深い溝―千島・カムチャツカ海溝~日本海溝~伊豆・小笠原海溝;巨大な海底山脈―伊豆・小笠原弧;深く平らな海底の盆地―北西太平洋海盆 ほか)
第2章 海のひみつ(海の広さと深さ;海には陸上の10倍以上の生き物がいる!?;波と潮―目に見える海の動き;海の水は流れている ほか)
著者等紹介
加藤茂[カトウシゲル]
1953年神奈川県生まれ。1975年東京都立大学理学部地理学科卒業。理学博士。専門は海底地形地質学。海上保安庁海洋情報部長(2007‐2012年)を経て、現在、一般財団法人日本水路協会常務理事、首都大学東京客員教授
伊藤等[イトウヒトシ]
1950年東京都生まれ。1977年日本大学大学院理工学研究科地理学専攻博士課程単位取得満期退学。現在、日本大学薬学部教養系専任講師。専門は地図学(海図、地形図)。日本地図学会常任委員・評議員を歴任。一般財団法人地図情報センター監事・行事委員会委員。横浜みなと博物館にて「小学生親子のための海図教室」、「大人のための海図教室」講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちゃこばあ
遠い日
yoneyama
高知
たくさん