おおきな３びきゆうえんちへいく

ウォーメル，クリス【作・絵】〈Ｗｏｒｍｅｌｌ，Ｃｈｒｉｓ〉/小風 さち【訳】

徳間書店（2015/02発売）

• サイズ B4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 27X27cm
• 商品コード 9784198639129
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

「遊園地へいこう！」３匹は早速町へ向かったけれど寄り道ばかり……。『ちいさなきしゃとおおきなおきゃくさん』姉妹編。

「まちにゆうえんちができたんだって」チラシを見た、くまのおじさん、せいうちのおばさん、ぞうのおばさんは、さっそく遊園地へ向かいますが、町につくと、お店で試着をしたり、カフェでアイスクリームを食べたり…と寄り道ばかり。なかなかたどりつけません。３びきは、はたして遊園地にたどりつけるのでしょうか？　『ちいさなきしゃとおおきなおきゃくさん』の大きな動物たちが、今度は遊園地に行く途中にまきおこす大騒動を描いたユーモア絵本。

【著者紹介】
クリス・ウォーメル。英国の絵本作家。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞他受賞多数。作品に『くまくんと６ぴきのしろいねずみ』『ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ』『かしこいさかなはかんがえた』）『ちいさなきしゃとおおきなおきゃくさん』（徳間書店）等。

内容説明

いそがないと、ゆうえんちがしまっちゃうよ！ぞうのおばさん、せいうちのおばさんが、よりみちばかりするので、はやくゆうえんちにいきたいくまのおじさんはイライラ！いつになったら、つくのかな？よみきかせにおすすめの絵本。５さい～

著者等紹介

ウォーメル，クリス［ウォーメル，クリス］ ［Ｗｏｒｍｅｌｌ，Ｃｈｒｉｓ］
１９５５年イギリスのゲーンズボロに生まれる。広告やデザインの仕事で頭角をあらわし、１９９１年、息子のために作った初めての絵本『動物のアルファベット』（未訳）で、ボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞を受賞した。ナショナル・アート・ライブラリーズ・イラストレーション賞受賞、ケイト・グリーナウェイ賞ノミネートなど、絵はもちろんのこと、ひねりのきいた文章に対しても、高い評価を受けている

小風さち［コカゼサチ］
１９５５年東京に生まれる。１９７７年から８７年まで、イギリスのロンドン郊外に暮らした。長編ファンタジー『ゆびぬき小路の秘密』（福音館書店）で、１９９４年野間児童文芸新人賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mug]

ぞう、せいうち、くまが3匹で遊園地へ行くことに。自由奔放に寄り道を提案するぞう、そんなぞうに同調するせいうち、怒りながらも付き合ってあげるくま。なかなか進まないが、無事遊園地に辿り着けるのか？☺動物なのに、だんだん人間に見えてくる不思議(笑)行動のせいかなぁ？

2020/03/31

[くぅ]

主役がおじさんとかおばさんっていうのが面白い。でも何歳になっても遊園地は楽しみだし、美味しいものやおしゃれも楽しみたいもの。息子よりむしろ私が楽しめました。（4歳2ヶ月）

2021/07/31

[小夜風]

【図書館】町に遊園地が出来たので、大きな３匹は早速遊園地へ向かいます。ところが町に着くと寄り道ばかり。ちゃんと遊園地にたどり着けるのかな？今度は汽車じゃなくて歩いていくのですが、周りにとことん迷惑かけてます(苦笑)。でも３匹がとっても楽しそうだから、憎めないんですよね～。

2015/04/07

[いっちゃん]

私はせっかちだから、くまみたいになりそう。でも、次の日も空いてるなら、最初からゆったりな気持ちになれるなぁ。

2016/04/15

[absinthe@読み聞かせメーター]

５歳の娘に読み聞かせ。ゾウ、セイウチ、熊は遊園地に行こうと決めたはいいけど、ゾウとセイウチの道草ばかりで進まない。いらいらする熊さんの話。でも、アソブときは熊さんもいっしょ。遊園地には着くのでしょうか？ 楽しいお話です。三匹とも体が大きくてやることなすこと大迷惑。 それがまた面白いのです。

2016/01/19