日本に敗れ世界から排除される中国

黄 文雄/石 平【著】

徳間書店（2014/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 197p／高さ 19cm
• 商品コード 9784198638900
• NDC分類 302.22
• Cコード C0036

内容説明

歴史戦、外交戦、経済戦でも完敗。日本に屈した中国は内外の動乱により自滅する！中国が最も恐れる２人が徹底分析。

目次

第１章　日本に完敗した中国（日中首脳会談で明らかになった習近平の失態；日本の完勝だった合意文書　ほか）
第２章　レームダック化した習近平政権（封じられた習近平の権力；周永康だけで終わった腐敗追放運動　ほか）
第３章　中国経済の大動乱が始まった（決壊するつじつまあわせの経済；欧米では１０年で中国の成長率が半減する予測　ほか）
第４章　劣悪化する中国を世界が切り捨て始めた（中国が文化貧困になった理由；中国の文化を守った日本人と破壊した中国人　ほか）
終章　２０１５年、こうして中国は自滅する（世界で高まる嫌中意識；最大の危機が習近平を襲う　ほか）

著者等紹介

黄文雄［コウブンユウ］
１９３８年、台湾生まれ。１９６４年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』（台湾・前衛出版社）が大反響を呼び、評論家活動へ。１９９４年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている

石平［セキヘイ］
１９６２年、四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、８８年に来日。９５年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。２００７年、日本に帰化。２００２年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』（ＰＨＰ研究所）を発表し、中国の反日感情の高まりを警告、以後、中国や日中関係の問題について、講演・執筆活動・テレビ出演などで精力的に展開している。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』（ＰＨＰ新書）で第２３回山本七平賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[BluePlanet]

★4.6 2014年12月31日発行。台湾出身の黄文雄氏と中国出身の石平氏の対談本。両氏の本はこれまでも何冊か読んだが、最近の習近平政権の中国の現状が非常に良くわかる良書。中国出身の石氏が言うように、中国は「環境、社会、政治、経済含めて、健全である部分がひとつもないという、珍しい国です。しかも、国民のマナーも悪く、道徳倫理も地に落ちている」。腐敗だらけの国で、自ら自身のことしか考えない中国人。手抜き工事だらけ、不正だらけ、経済データも改ざんだらけ・・・中国崩壊後にどういう指導者が出てくるかが心配ですね。

2015/08/15

[在我壷中]

感想！書き様がない。何故？此のお二人がこうしたことを著さなければならないのか。私には今朝18日朝大阪都構想否決の報を眺めながら読了するのでしたが。『衆遇』悪貨は良貨を駆逐する。過年、鹿児島阿久根市にも、改革市長をマスコミ共々否決排除するのかと。市民平均年収190万強、公務員平均年収600万強、夫婦共稼ぎには・・・健全な市民には、一体何を？・・・大阪には曾ての同和、地区労、職組と。中国には共産党、権力闘争と住民不在の『守銭奴』既得権益集団対健全な市民。弱者の声なき声は既得権益集団へは無力と。未熟なる民主主義

2015/05/18

[わらびん]

実際の姿が見えない政府、歴史があるようでない中国という国。俯瞰して見ると日本にもあてはまりそうなことがある。

2015/05/15

[springmc]

本音と建前は日本人の得意技と思ってましたが、中国伝来だったのかもね

2015/04/17

[バリバリブーン]

安倍内閣の対中外交の評価が「日本の完勝」と、想像以上に高くてびっくりした。

2015/10/10