• ポイントキャンペーン

「軍国主義」が日本を救う

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198638580
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

軍国主義こそ平和を守るための方法である! 気鋭の憲政史家が、戦後70年、日本の生死をかける大問題に切り込む!

集団的自衛権論議が喧しいが、いくら行使容認しても、日本は戦えず自衛隊は全滅する! 日本の手足を縛る憲法、自衛隊を弱体化させる財務省、戦術なき政治……。これら軍事的弱点が、中国や韓国の反日攻勢を強め、拉致問題の解決すら遅らせている。国民を守るためには、正しい「軍国主義」こそが必要であり、それが世界のスタンダードなのだ。日本周辺での有事発生の可能性が高まる中、日本の大問題点を明らかにし、平和を守るための方策を問う。

【著者紹介】
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え現在に至る。日本近現代史の泰斗でもある鳥海靖教授に師事し、同教授の退任に伴って同大学院を退学。2012年、希望日本研究所所長を務める。著書に『誰が殺した?日本国憲法!』(講談社)、『検証財務省の近現代史』(光文社)、『嘘だらけの日米近現代史』(扶桑社)など

内容説明

「軍国主義」を放棄した国に平和は来ない!世界の常識が日本ではなぜ「危険思想」とされるのか。「軍国主義=ファシズム」と意図的に混同し、安全保障を骨抜きにしてきた戦後の政治・思想界の罪を暴く!

目次

第1章 軍事を知らなすぎる日本人(東日本大震災で見えた自衛隊指揮官の無能ぶり;主権国家でない日本 ほか)
第2章 日本を「戦えない国」にした犯人は誰か(「戦争ができない日本」はリンチされるだけの存在;なんの役にも立たない「特定秘密保護法」 ほか)
第3章 「戦後レジームからの脱却」は絶対に不可能(国策を貫いた明治政府;「何もやらない」ことだけが決まっている ほか)
第4章 こんなに弱いぞ!自衛隊(こんなに強い財務省;こんなに弱い防衛省 ほか)
第5章 正しい「軍国主義」で日本は蘇る(日本人が誤解している「憲法の正体」;憲法九条を守っているのはリベラルより保守派 ほか)

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え、現在に至る。2012年、希望日本研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

51
★★★★★★今までの他の評論家が書いた政治本なんて価値がないんじゃないかっていうくらいこの倉山先生の言っていることは真っ当なこと。拉致被害者すら自力で取り返せないのは文明国としてありえないこと。普通の国なら今頃戦争を始めてんじゃないのかな笑。国を守るためにはやはり軍事力増強、自衛隊法改正は必要。何よりいまのポジディブリスト方式ではなくネガティヴリスト方式にしなければ緊急事態には対応できない。自国民が死んでからでは遅いのだ。なぜこんなものすごく真っ当なことが今まで言われなかったのか不思議でしょうがない。2017/04/02

みじんこ

10
今回は安保や自衛隊に関する話を主に扱う。特定秘密保護法についても、左翼的な見方による反対ではなく手ぬるいという意味で批判をしている。倉山氏の言う通り拉致被害者を自分たちで取り戻せないのは情けないし、他の国の軍隊ができることが日本ではできないというのはおかしい。タイトルにある軍国主義と聞いただけで軍靴の音が聞こえてくる人々もいるようだが、今の日本は軍国主義どころか国策というものがない。正に先の大戦ではなぜ負けたか?という議論をしてこなかった結果だ。まずは自衛隊のネガティブリストの制定から取り組んでほしい。2014/10/06

イカカイガカ

6
「軍国主義」と言えば戦後日本ではほとんどの国民から危険思想のレッテルを貼られている。しかし、では軍国主義の本当の意味を知っているのか?と著者は問う。そして、「軍国主義」とレッテル貼りする者達に、お前は何者なんだ? 軍国主義の宿敵ファシストか? 拉致被害者を見捨てる人でなしか?と迫っている。〈「軍事を国策の最優先事項とすべし」という意味での「軍国主義」こそ、周辺諸国に脅され、謝り続け、あまつさえ何の罪もない国民を拉致されて泣き寝入りしているみっともない状況を打開する、唯一の解決策〉なのである。2014/10/19

エックスマス

6
軍靴の音は聞こえてはきそうにない。軍靴があるだけましかと思ってしまうくらい悲しい自衛隊。予算がなくてまともな訓練すら出来ないのに有事に何が出来るのか。有事でもポジティブリストでほぼなにも出来そうにない。ほんと、ないないづくしです。集団的自衛権の行使容認したのだから自衛隊のネガティブリスト化もやるべき。予算をはじめ課題は山のようにありますがまともな軍隊をつくり日本は拉致被害者を絶対に奪還しなくてはならない。2014/10/09

紅井流星

4
この本に書かれている事は、ほとんど正しい事だと思うが、今の日本人が望んでいることかと思うとそれは違うような気がする。と言う事に気付かされました。特に大日本帝国憲法と日本国憲法では、その成立過程及び運用に於いて歴然と大日本帝国憲法の方に利がありますが、その利を今後活かすことは不可能に近いことを諭されます。それでも著者がこのような本を出版したということは、諦めてはいないのでしょう。2015/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8300409
  • ご注意事項