出版社内容情報
軍国主義こそ平和を守るための方法である! 気鋭の憲政史家が、戦後70年、日本の生死をかける大問題に切り込む!
集団的自衛権論議が喧しいが、いくら行使容認しても、日本は戦えず自衛隊は全滅する! 日本の手足を縛る憲法、自衛隊を弱体化させる財務省、戦術なき政治……。これら軍事的弱点が、中国や韓国の反日攻勢を強め、拉致問題の解決すら遅らせている。国民を守るためには、正しい「軍国主義」こそが必要であり、それが世界のスタンダードなのだ。日本周辺での有事発生の可能性が高まる中、日本の大問題点を明らかにし、平和を守るための方策を問う。
【著者紹介】
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え現在に至る。日本近現代史の泰斗でもある鳥海靖教授に師事し、同教授の退任に伴って同大学院を退学。2012年、希望日本研究所所長を務める。著書に『誰が殺した?日本国憲法!』(講談社)、『検証財務省の近現代史』(光文社)、『嘘だらけの日米近現代史』(扶桑社)など
内容説明
「軍国主義」を放棄した国に平和は来ない!世界の常識が日本ではなぜ「危険思想」とされるのか。「軍国主義=ファシズム」と意図的に混同し、安全保障を骨抜きにしてきた戦後の政治・思想界の罪を暴く!
目次
第1章 軍事を知らなすぎる日本人(東日本大震災で見えた自衛隊指揮官の無能ぶり;主権国家でない日本 ほか)
第2章 日本を「戦えない国」にした犯人は誰か(「戦争ができない日本」はリンチされるだけの存在;なんの役にも立たない「特定秘密保護法」 ほか)
第3章 「戦後レジームからの脱却」は絶対に不可能(国策を貫いた明治政府;「何もやらない」ことだけが決まっている ほか)
第4章 こんなに弱いぞ!自衛隊(こんなに強い財務省;こんなに弱い防衛省 ほか)
第5章 正しい「軍国主義」で日本は蘇る(日本人が誤解している「憲法の正体」;憲法九条を守っているのはリベラルより保守派 ほか)
著者等紹介
倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え、現在に至る。2012年、希望日本研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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