出版社内容情報
歴史を読み解けば、中国人がわかる! アジア史の泰斗による中国人解説!
中国人はなぜ平気でウソをつき、なぜ社会に不信が蔓延するのか。それは歴史に秘密があった。皇帝と漢字と城によってつくられた中華文明そのものが不毛の原因なのである。王朝ごとの断絶した歴史しかなく、官僚による点と線だけの統治では、民は収奪の対象でしかなかった。ないないづくしだった中国人だから、残酷なくらい利己的にならざるをえなかったのである。中国人の本質を歴史、社会構造から読み解いた日本人必読の書。
【著者紹介】
1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中より岡田英弘からモンゴル語・満洲語・中国史を、その後、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外語大学アジア・アフリカ言語研究所共同研究員を経て、現在、東京外語大学・国士舘大学非常勤講師。
内容説明
平気でウソをつき、ウソを本当にしようとする中国人の強さの秘密は、中華文明の弱さに理由があった。中国四〇〇〇年の歴史など存在しない!
目次
第1章 あきれるほどないないづくしでかわいそうな中国
第2章 日本人はなぜ中国人を見誤るのか
第3章 ではどうやって中国人と付き合ったらいいのか
第4章 中国という国をどう見たらいいのか
第5章 「偉大なる中華文明」は決して復興しない
第6章 中国は権力闘争から崩壊していく
著者等紹介
宮脇淳子[ミヤワキジュンコ]
1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、岡田英弘(現東京外国語大学名誉教授)からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、現在、東京外国語大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
carl
shamrock
T坊主
クサバナリスト
Honey