出版社内容情報
政治情勢から歳時記、中東諸国の現状とは?イスラム圏の文化や生活、日本との触れ合いにも迫る現代イスラム入門の一冊。
およそ16億人もの人々が暮らすイスラム社会。日本人にとっては、「遠い存在」と思われがちなイスラムの、その本質を知る人は少ない。現代イスラム研究で知られる著者が、イスラム圏の文化や生活習慣、ムスリムの教え、イスラム教の特性などを細かく解説する。イスラム社会とは何か、市井の人々はどのように暮らしているのか? また、中東諸国と日本の関わりなどをレポート。中東社会のすべてがわかる、現代イスラムの入門書!
◎本書主な内容
第一章 ムスリムの文化と生活習慣
イスラムのスタミナ食
世界的に評価されるイラン映画
イスラム建築は楽園のイメージ
etc
第二章 イスラム都市と歳時記
オスマン帝国の栄華を誇った国、トルコ
「世界の半分」と呼ばれた都市、イスファハーン
サクラとイランのノウルーズ
etc
第三章 そもそも、イスラムとは? ムスリムとは?
信仰の中心にあるアッラー
シーア派分派の起源
イスラム神秘主義の本質と日本人
etc
第四章 「移動の歴史」のイスラム世界
今も残るキャラバンサライ
移動の歴史とともに発達した天文学
世界各地に広がった絨毯の需要
etc
第五章 イスラムと異教世界
パキスタンより、マララの祈り
イスラム世界を理解しないティーパーティ
揺れる脱イスラム国家、トルコ
etc
第六章 イスラムと触れ合う日本
日本を手本にするアラブ世界の指導者たち
原爆投下に深く同情するムスリムたち
雇用を生み出す日本企業
etc
【著者紹介】
1955年、山梨県生まれ。現代イスラム研究センター理事長。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。UCLA大学院修士課程(歴史学)修了。『現代イスラムの潮流』(集英社新書)、『中東迷走の百年史』(新潮新書)、『イスラムの世界戦略』(毎日新聞社)、『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』(新潮新書)など著書多数。
内容説明
観光立国化するウズベキスタン、世界的に評価されるイラン映画。人口増加により、今後ますます巨大化するイスラム社会。しかし、日本人にはまだ“謎”の部分も多い。イスラムの生活や文化、歳時記を徹底レポートし、「私たちが知らなかったイスラム」の本質に迫る―。やがて世界を席巻する現代イスラムのすべてが分かる、入門の書!!
目次
第1章 ムスリムの文化と生活習慣
第2章 イスラム都市と歳時記
第3章 そもそも、イスラムとは?ムスリムとは?
第4章 「移動の歴史」のイスラム世界
第5章 イスラムと異教世界
第6章 イスラムと触れ合う日本
著者等紹介
宮田律[ミヤタオサム]
1955年、山梨県生まれ。現代イスラム研究センター理事長。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。UCLA大学院修士課程(歴史学)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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