出版社内容情報
星になりたいと願う小さなガラスのかけらが、子ねずみに拾われて…? 寒い夜の暖かな情景が印象的な、心に残る冬の絵本。
雑木林のはずれに、のねずみの一家が住んでいました。さんびきの子ねずみは、林のとなりのガラクタ置場に行ってみたくてたまりません。いっぽうガラクタ置場では、古い金ボタンやカギ、よごれたガラスのかけらなどが、冬の夜空の下で、むかしのことを話しあっていました。
そして、ある雪の日、初めてガラクタ置場に遊びに来た子ねずみたちが、ガラスやカギを見つけ…? 美しいクリスマスツリーも登場する、しみじみと心に残る冬の絵本です。
【著者紹介】
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。大手玩具メーカーの企画デザイン室を経て渡米。アメリカでカリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。帰国後、グリーティングカード、広告、雑誌、絵本の仕事を手がける。おもな絵本作品に、『ハムスターのハモ』『ハモのクリスマス』(福音館書店)、『もねちゃんのたからもの』(徳間書店)、『プリンちゃん』『プリンちゃんとおかあさん』(なかがわちひろ文・理論社)、『ふゆの日のコンサート』(架空社)など。
内容説明
まちのはずれのぞうきばやしに、のねずみのかぞくがすんでいました。ぞうきばやしのむこうには、ガラクタおきばがありました。さんびきのこねずみたちは、「ガラクタおきばにあそびにいきたいなあ」とおもっていました。いっぽう、ガラクタおきばでは、ちいさなガラクタたちが、むかしのことをはなしあっていました。やがてふゆがきて、ゆきがふったあるひ、さんびきのこねずみは、はじめてガラクタおきばにやってきました。そして…?捨てられた小さなガラクタを、たからものに変えていくのねずみたちのようすを、愛情をこめて描いた、心がぽっとあたたかくなる、冬の日にぴったりの絵本です。
著者等紹介
たかおゆうこ[タカオユウコ]
高尾裕子。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。大手玩具メーカーの企画デザイン室を経て渡米。アメリカでカリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。帰国後、グリーティングカード、広告、雑誌、絵本、挿絵などの分野の仕事を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たーちゃん
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
いろ
遠い日
江口 浩平@教育委員会
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