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出版社内容情報
ただ鑑賞するだけじゃつまらない!描かれた美男子たちの素性や画家との関係、一枚の絵に隠された秘密の物語とは。新しい名画の見方。
まったく似ていない自画像を描いたピカソ。何度裏切られても愛し続けた夫を描いたフリーダ・カーロ。筋骨隆々なキリストを描いたミケランジェロ。美男子たちは、なぜ描かれたのか――。性別を超えた恋、美しさゆえの不幸。端整な顔立ち、憂いをたたえた瞳に託した画家の想いとは。鑑賞する者を身悶えさせるほどの美しさがキャンヴァスに残されるまでの物語を、ご紹介します。
【著者紹介】
1966年東京生まれ。作家。主な著書に、美術エッセイ『美神(ミューズ)の恋 画家に愛されたモデルたち』(新人物住来社)、『ココ・シャネルという行き方』(新人物文庫)をはじめとする「生き方シリーズ」(サガン、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーンなど)、小説『軽井沢夫人』(講談社)、『女神(ミューズ)』(マガジンハウス)、名言集『特に深刻な事情があるわけではないけれど、私にはどうしても逃避が必要なのです』(中経出版)などがある。
内容説明
まったく似ていない自画像を描いたピカソ。何度裏切られても愛し続けた夫を描いたフリーダ・カーロ。筋骨隆々なキリストを描いたミケランジェロ。なぜ、彼らは美男子を描いたのか―。性別を超えた恋、美しさゆえの不幸。端整な顔立ち、憂いをたたえた瞳に託した画家の想いとは。鑑賞する者を身悶えさせるほどの美しさがキャンヴァスに残されるまでの物語を、ご紹介します。
目次
第1章 自らを描いた美男子たち(『自画像』ゴーギャン―死ぬ前に、男が遺したもの;『傷ついた男』クールベ―「戦う画家」が浮かべた最後の表情;『自画像』ロセッティ―最高にエゴイスティックな行為 ほか)
第2章 画家から愛された美男子たち(『モーリス・ユトリロの肖像』シュザンヌ・ヴァラドン―母から独特の愛され方をした息子;『自画像』ピカソ―親友の鎮魂のために画家がしたこと;『テワナ衣装の自画像、あるいは、私の思考のなかのディエゴ、あるいは、ディエゴを思う』フリーダ・カーロ―妻の生命の源を見抜いた夫 ほか)
第3章 物語から抜け出した美男子たち(『聖セバスチャン』グイド・レーニ―男たちを虜にしたエロティシズム;『最後の審判』ミケランジェロ―筋骨隆々なキリストに託したもの;『エンディミオンの眠り』ジロデ=トリオゾン―眠る人の官能的な魅力 ほか)
著者等紹介
山口路子[ヤマグチミチコ]
1966年、東京生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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