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出版社内容情報
誰もが前を向いていた元気な昭和30年代~40年代に、少年が力強く一歩ずつ夢への階段を登る“活力復興物語”。
昭和38~40年代の東京・日暮里は、いつも味噌汁の香り漂うあたたかな街。そこに建つアパート「鈴木荘」は、部屋に水道も台所もない。おまけにシゲオ一家の部屋は家族四人で四畳半。でも笑い声は部屋からあふれ出ていた。隣室のおかまの夫婦、父と行った寄席、初恋に友情、はじめて出演したテレビ、祖父との想い出、芸人への夢……。昭和の懐かしき下町の風景が香りまでも蘇る。俳優・タレントとして活躍する片岡鶴太郎・少年期の物語。
【著者紹介】
コメディアン、俳優、書家、画家。NHK連続ドラマ小説「梅ちゃん先生」など多くのドラマに出演。TBS、テレ朝などの刑事ドラマ主演も決まり、2014年にはNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」にも出演決定。テレビタレントとして、俳優として活躍中。
内容説明
昭和38年、東京・日暮里。いつでも味噌汁の匂いが漂い、さまざまな工場からプレス機の音があふれるにぎやかな街。そんな日暮里に、シゲオが住むアパート“鈴木荘”があった。家族四人で住む二階の四畳半の部屋は、水道も台所もない。でも笑い声だけは、いつでもその部屋からあふれ出ていた。隣に越してきたおかまの夫婦、お父さんと行った寄席、初恋に友情、はじめて出演したテレビ、受験勉強…。いつしかシゲオの夢は“お笑い芸人”へ。
目次
ボクのルーツ
鈴木荘の記憶
じいちゃんのどんど焼き
えっちゃんと白い足とキャンディ
おやじとボクと寄席
アオキのおばちゃんとコイこく
型屋は憎し…
おかまと藤娘
ピヨコへのレクイエム―
女湯卒業
魔が差し、間が抜けて
シゲオ、テレビ初出演!
シゲオの初恋
低空飛行からの脱出
終わりではじまり
師匠と上天丼
著者等紹介
片岡鶴太郎[カタオカツルタロウ]
1954年東京都出身。高校を卒業と同時に片岡鶴八に師事。3年後にひとりだちし、東宝名人会、浅草演芸場に出演。その後テレビに進出。『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)でお茶の間に浸透し、人気を博す。バラエティーを中心に活躍していたが、やがて役者の分野も開拓。33歳でプロボクシングライセンスを取得し、同時期に出演した映画『異人たちとの夏』が話題となり、映画賞、各賞を受賞。役者としての地位も確立する。40歳で墨彩画に魅せられ、絵を描きはじめ、画家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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