今日も日暮里

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198636647
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0093

出版社内容情報

誰もが前を向いていた元気な昭和30年代~40年代に、少年が力強く一歩ずつ夢への階段を登る“活力復興物語”。

昭和38~40年代の東京・日暮里は、いつも味噌汁の香り漂うあたたかな街。そこに建つアパート「鈴木荘」は、部屋に水道も台所もない。おまけにシゲオ一家の部屋は家族四人で四畳半。でも笑い声は部屋からあふれ出ていた。隣室のおかまの夫婦、父と行った寄席、初恋に友情、はじめて出演したテレビ、祖父との想い出、芸人への夢……。昭和の懐かしき下町の風景が香りまでも蘇る。俳優・タレントとして活躍する片岡鶴太郎・少年期の物語。

【著者紹介】
コメディアン、俳優、書家、画家。NHK連続ドラマ小説「梅ちゃん先生」など多くのドラマに出演。TBS、テレ朝などの刑事ドラマ主演も決まり、2014年にはNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」にも出演決定。テレビタレントとして、俳優として活躍中。

内容説明

昭和38年、東京・日暮里。いつでも味噌汁の匂いが漂い、さまざまな工場からプレス機の音があふれるにぎやかな街。そんな日暮里に、シゲオが住むアパート“鈴木荘”があった。家族四人で住む二階の四畳半の部屋は、水道も台所もない。でも笑い声だけは、いつでもその部屋からあふれ出ていた。隣に越してきたおかまの夫婦、お父さんと行った寄席、初恋に友情、はじめて出演したテレビ、受験勉強…。いつしかシゲオの夢は“お笑い芸人”へ。

目次

ボクのルーツ
鈴木荘の記憶
じいちゃんのどんど焼き
えっちゃんと白い足とキャンディ
おやじとボクと寄席
アオキのおばちゃんとコイこく
型屋は憎し…
おかまと藤娘
ピヨコへのレクイエム―
女湯卒業
魔が差し、間が抜けて
シゲオ、テレビ初出演!
シゲオの初恋
低空飛行からの脱出
終わりではじまり
師匠と上天丼

著者等紹介

片岡鶴太郎[カタオカツルタロウ]
1954年東京都出身。高校を卒業と同時に片岡鶴八に師事。3年後にひとりだちし、東宝名人会、浅草演芸場に出演。その後テレビに進出。『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)でお茶の間に浸透し、人気を博す。バラエティーを中心に活躍していたが、やがて役者の分野も開拓。33歳でプロボクシングライセンスを取得し、同時期に出演した映画『異人たちとの夏』が話題となり、映画賞、各賞を受賞。役者としての地位も確立する。40歳で墨彩画に魅せられ、絵を描きはじめ、画家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

退院した雨巫女。

8
《私-図書館》鶴太郎さんが、幼い頃から、過ごした日暮里の話。近所で暮らした人々や、日暮里での出来事が、面白い。2018/04/20

ぎんが

0
日暮里は私が育った所と遠くないので親近感がわく。ご近所が近かった昭和の話。おもしろおそうは人がたくさん出てくるのだが、子供の視点だけなので、記憶も薄らいでいる様子。他の人の感想のとおり、少し物足りない。2014/03/22

yuri

0
鶴ちゃんの少年時代から、芸人になるまでの回想記。楽しそうな少年時代なんだけど、淡々と書いてあって、ちょっと物足りないかも。2013/12/06

Ayumi Shimojoh

0
日暮里図書館。大河ドラマやEテレくらいしか見たことないけど、素はすごくやわらかい語り。鶴太郎は日暮里育ちだったのか。しかも現在のひぐらし小、諏訪台中、そのあたりに鈴木荘はあったのだろう。小中とも職場のすぐそば。いまの時代はマンション、ビルばっかりだが、少しだけ臭いが残ってかもしれない。2023/12/27

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