出版社内容情報
家族のために、まだ14歳で移動図書館バスのドライバーになったローズは…? 本への愛がこめられた、少女と家族の5つの物語。
1939年、干ばつにみまわれ、水を汲む風車がこわれ、パパが家を出ていった。ママは、私と弟と妹をつれて故郷ルイジアナの水辺の町に移ることに決めてしまった…。14歳のローズは、家族のために年齢を偽り、図書館バスの運転手として働きはじめる。でもその後も、作家になる夢はずっと忘れなかった―。ローズから始まり、その息子、孫、ひ孫と、四人の十代の姿を生き生きと描く。本への愛がこめられた、少女の成長と家族の物語。
【著者紹介】
長編第一作『ルイジアナの青い空』でボストングローブ=ホーンブック賞オナー賞ほか多数受賞。『ザッカリー・ビーヴァーが町に来た日』で全米図書賞受賞。
内容説明
一九三九年、農場は干ばつにみまわれ、水をくむ風車がこわれ、パパも家を出ていってしまった。ママは、私と弟と妹をつれてふるさとルイジアナの川辺の町に移ることに決めた…。十四歳のローズは、家族のために年をごまかし、図書館バスのドライバーとして働きはじめる。でもその後も、作家になる夢はずっと忘れなかった―。戦前のローズから始まり、その息子、孫、ひ孫、と四世代にわたる十代の少年少女を生き生きと描きます。時代ごとに、『大地』、『怒りの蔔萄』、「ハリー・ポッター」など話題の本が登場。本への愛がつなぐ家族の姿を描く、心に残る物語。
著者等紹介
ホルト,キンバリー・ウィリス[ホルト,キンバリーウィリス] [Holt,Kimberly Willis]
アメリカ、フロリダ州ペンサコーラの海軍基地で生まれる。1998年『ルイジアナの青い空』がボストングローブ=ホーンブック賞次点ほか多数受賞、99年『ザッカリー・ビーヴァーが町にきた日』で全米図書賞児童書部門ほか多数受賞。現在は、家族とともにテキサス州北西部に暮らす
谷口由美子[タニグチユミコ]
山梨県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。アメリカに留学後、児童文学の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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