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「親活」の非ススメ―“親というキャリア”の危うさ

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198635909
  • NDC分類 336.42
  • Cコード C0036

内容説明

今や、幼稚園入試から大学卒業まで、子のイベントに親がベッタリ付き添うのは当たり前。「これからは就職活動を手伝う時代」と、わが子を尻目に勝手に盛り上がっている親も存在する。だが、親の就活介入には効果があるのか?効果が“ある”親と“ない”親との違いは何か?親の生き方が就活を左右するとは?キャリア教育のエキスパートが、知っておきたい“就活の要点”と“親としての在り方”を案内する。

目次

第1章 これが最前線!就職活動と親
第2章 なぜ、親心があだとなるのか?
第3章 「親としてのキャリア」を歩むことの難しさ
第4章 こんなにも変わった!今どきの就活事情
第5章 わが子の就活にどうかかわるか?
エピローグ 親自身が自分の「人生」を歩み直す

著者等紹介

児美川孝一郎[コミカワコウイチロウ]
1963年、東京生まれ。法政大学キャリアデザイン学部教授。専門はキャリア教育、青年期教育など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

41
法政大学のキャリアデザイン学部の教授が書かれたことなので現実なのでしょう。はいそうですよ、私も行きました。子どもたちの大学の入学式。息子の大学なんて、県別で、父母会が催され、各学部の先生方と担当の事務方が参加され、子どもたちのこといろいろと教えてくださいます。今年も近々ありますよ。就職の相談多いと聞いてます。でもね児美川先生、そんなのあると知らされたら、行かないといけないのかな?ぐらいで参加してる私のような親もいると思います。まさか会社の説明会まで❢ そんな話し聞いて行ってしまったらどうしよう(笑)2016/06/18

まーちゃん

33
冒頭から共感し過ぎて「何これ?一体どんな立場の人が書いてるの!?」と本を表に向けひっくり返して探してしまった(^_^;)キャリアデザイン学部(遡れば元はどういう学部になるんだ?)教授。なるほど本業は大学の先生で、同世代の人なのね。私はただのパートだけれど、職場は著者のフィールドと同じ。日々肌で感じていた、これまで言葉にならなかった思いが分かりやすく文章になっていて、「あるあるー」「そうそう!」「ダメダメやろ(笑)」と楽しく読みました。2013/10/30

Ms.H

6
一気読み!!就活をする子どもを持つ親向けだが、中年&熟年世代にキャリアアップを促す指南書だと思った。40代後半になると、人生が完結したような気になるが、まだまだ積むべき試練があるんですね。2013/09/10

かやん

3
親は「一歩さがったところを走る伴走者」としての役割を心得る。就活が始まると同時に親は子離れをしなくてはならないのだ。我が子に執着せず見守り、助言し、励まし、共感しながら伴走していけるのかなぁ…私。2013/08/20

Takanobu Y

0
時代なのだろう。今やオープンキャンパスにも大学の入学式にも,親が参加する時代。大学にも参観日があって,成績や出席状況なども親に知らせる・・・となれば,就職にも親が関わってくるのは当然なのかもしれない。車も家も,結婚資金も親が用意してやって,孫のランドセルや学習机も用意して・・・ こうした状況下で「ウザイ」と思っている子どもの方もまた,恩恵に預かっているわけで。親も子も,結局相互に依存している関係なのだと思う。 巡り巡って,高校,中学,小学校,幼稚園(保育園)にも,その余波がきているわけで。複雑。 2016/08/13

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