内容説明
東日本大震災―宗教・宗教者は、この現代日本において、いかにあるべきなのか?1年半に及ぶ被災地取材。空前の“苦”に直面した宗教者の取り組みを紹介するだけでなく、「なぜ、彼らがそのような取り組みをするのか」という、大きな問いに挑む。『中外日報』の好評連載「いのち寄り添う大震災苦の現場から」を書籍化。
目次
1 死と向き合って
2 原発さえなければ
3 支援の広がり
4 駆け付けた人々
5 支える思い
6 心のケア・宗教の力
7 つながり、そして明日へ
著者等紹介
北村敏泰[キタムラトシヒロ]
ジャーナリスト、宗教・精神文化専門紙『中外日報』特別編集委員。元・全国紙編集局部長。1951年、大阪市生まれ。75年京都大学卒業、全国紙大阪本社入社。京都総局や社会部記者、本社デスク、京都総局長などを経て編集局部長に。現代社会における宗教、「いのち・心」、エンディング問題などを中心的テーマに取材活動をし、「こころのページ」デスクも。同テーマで、京都の大学などで連続講義も担当した。2011年に哲年退職後、フリージャーナリストとして執筆、企画、講演活動を続け、同年8月に中外日報特別編集委員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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